明日17日〜18日は関東甲信と東海で大雨による交通影響「大」 最新情報の確認を

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2025年07月16日 14:54  日本気象協会

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日本気象協会

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明日17日(木)から18日(金)にかけては、大雨によって関東甲信や東海の道路を中心に影響が大きくなるでしょう。車でお出かけされるかたは交通規制が起きる可能性もあるため、予定の変更やルートの変更などをご検討ください。

明日17日は関東甲信や東海では大雨によって道路への影響「大」

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明日17日(木)は、暖かく湿った空気と気圧の谷の影響で九州から関東甲信に広い範囲で雨が降り、太平洋側ではまとまった雨になるでしょう。特に活発な雲がかかりやすい、東海から関東甲信にかけては災害が起きるような大雨が降る恐れもあります。道路の気象影響予測によると東海と関東甲信では17日(木)の午後から一番影響の大きい紫色を予想していて、18日(金)の明け方まで続く見込みです。

他にも、四国は今夜と明日の午後、北陸・近畿は明日の夜に大雨による影響が大きくなる予想です。

大雨によって道路では交通規制が行われる可能性があります。道路が浸水したり、アンダーパスなどでは道路が冠水してしまうことも考えられます。これらの地域では予定の変更やルートの見直しを検討していただき、車を使う場合でも雨雲レーダーなどで雨の様子を確認するようにしましょう。

18日や三連休初日の19日は?

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18日(金)以降になると、太平洋高気圧が日本の東から勢力を強めるため、雨の降る範囲が西側に徐々に移動するでしょう。

そのため関東甲信や東海では、18日(金)の日中以降は晴れる所が多くなり、道路への影響は小さくなりそうです。一方、四国では影響が18日(金)にかけて続き、九州南部では影響が大きくなってくるでしょう。

三連休初日である19日(土)も影響のある地域がありますので、最新の交通情報を確認して、お出かけをお楽しみください。

大雨の中 車を運転して移動する場合 注意点は

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大雨の中、車を運転して移動する場合でも、油断はできません。注意点は2つあります。

1つめは、雨の降り方が強い時には、いつも以上に慎重な運転をすることです。1時間に20ミリ以上の雨が降ると、ワイパーを速くしても見づらくなります。さらに、1時間に30ミリ以上の雨が降る場合は、高速で走っている時にブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こる恐れがありますので、注意が必要です。

2つめは、道を選ぶことです。降り続いた雨によって川が増水していたり、車道が冠水していたりすることもあります。川からなるべく離れた道を選んでください。車が水に浸かると、ドアが開かなくなって車内に閉じ込められたり、車のエンジンが停止したりする恐れがあります。さらに、水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。大雨で冠水した道路は、川との境目が分かりにくいので、無理をしないで、車で移動するのをやめるのも、選択肢の一つです。

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