
【動画】森崎ウィン×向井康二の両片想いが切ない 『(LOVE SONG)』本予告 Omoinotakeの主題歌も初解禁
本作は、世界的な人気を誇る大ヒットBLドラマ『2gether』を手掛けたタイのチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督がメガホンをとり、日本とタイを代表するスタッフ&キャストが集結した日タイ共同制作作品。東京とバンコクを舞台に未完成のラブソングが2人の運命をつなぐピュアラブストーリーだ。
ダブル主演は、ともにアジアにルーツを持つ森崎ウィンと向井康二。さらに、及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、筒井真理子ら日本人キャストのほかに、タイで若者を中心に人気を集めるミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポンら国際的キャストが集結する。
予告映像は、「いつか、きっとまた会えると信じていた―」というソウタのナレーションから始まる。タイ語で“運命”を意味する“プロムリキット”。その言葉どおり、バンコクで運命的な再会を果たしたソウタとカイは、再びともに時を過ごし始める。
映像では、大学時代の2人の様子も描かれる。想いを寄せる相手のためにメロディを奏でるカイの姿を、そっと見守るソウタ。完成したその曲を聴くことはできなかったが、ソウタはあの頃からずっと心に刻まれているメロディに思いを馳せる。未完成の曲をきっかけに、忘れられない初恋の想いが蘇る。
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そんなソウタを支えるのは、バンコク勤務をともにするエリート社員・ジン(及川光博)、タイで活躍する日本人モデル・ワタル(藤原大祐)、そして大学時代の同期で親友のような存在・ヒカリ(齊藤京子)。彼らの後押しを受けながら、ソウタは心に秘めた想いと向き合っていく。
一方、物語の鍵を握るのが、カイが“好きな人への想い”を込めて作った【未完成の曲】をライブで披露するシーン。この劇中曲をプロデュースしたのは、タイで作詞・作曲はもちろん、楽器演奏、編曲、プロデュースまでをひとりで手がけるマルチプレイヤー、The TOYS。彼はタイ国内で圧倒的な人気を誇り、昨年の「SUMMER SONIC 2024」にも出演した世界的アーティスト。今回はチャンプ監督の声がけにより本作への参加が実現した。劇中の圧巻のライブシーンが、物語にどのような影響を与えるのか、ぜひ劇場で確かめてほしい。
映像のラストでは、カイがソウタをぐっと引き寄せる印象的なカットも映し出され、胸の高鳴りが最高潮に。果たして、2人の“両片想い”の行方は?
あわせて、異国の地でそっと背中を寄せ合うソウタとカイを描いた本ポスタービジュアルも解禁された。バンコクの美しい景色を背景に、異国情緒あふれる色彩の中に佇む2人の姿は、再会を果たした“両片想い”の2人が思い描く未来を感じさせる。
「好きと言えたら、世界は変わる」というキャッチコピーには、長く胸に秘めていた想いをなかなか言い出せずにいた2人の心情と、それを伝えた先に広がる新しい世界への希望が込められている。劇中で描かれる、ピュアでまっすぐな恋心がその言葉に重なる。
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さらに、昨年リリースした「幾億光年」が大ヒットし、第75回NHK紅白歌合戦への初出場を果たしたOmoinotakeが、本作の主題歌を手がけることも決定した。彼らが事前に本作を鑑賞し、本作のために書き下ろしたのが新曲「Gravity」は、チャンプ監督の「強い愛には引力がある」という言葉をヒントに、惹かれ合う心の繊細な動きを丁寧に描き出した1曲となっている。
Omoinotakeは、「人が一生のうちに出会う人の数は、約3万人。その中で、“運命”と呼べるような、たった一人と巡り合えること。それは奇跡なんて言葉じゃ、言い表せないくらい、尊いものだと想います」と、本作を鑑賞し、改めて運命の尊さを実感したとコメント。
楽曲については、「愛し合って、すれ違って、傷つけ合って、離れてしまっても、まるで不可抗力のように、引き寄せられてしまう。日本とタイ、ソウタとカイの国を超えた『強い愛の引力』へ、『Gravity』という楽曲を書き下ろしさせていただきました」と、引き寄せられるように異国の地で偶然の再会を果たした両片想いの2人の関係をイメージして制作したことを明かし、「僕たちにとって、とても大切な“ラブソング”が産まれました」と語った。
主題歌の解禁にあわせて、出演者や監督からも熱い想いが込められたコメントが寄せられた。森崎は「タイトルでもある『Gravity』は、引き寄せ合うという意味がありますが、運命的な2人のまた光り合う運命というのを表現してくれているようで、切なくも希望に満ち溢れた想いが込められた主題歌だと思います」と、タイトルに込められた意味と、劇中の2人の姿を感じる本楽曲を絶賛。
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チャンプ監督は「『Gravity』を初めて聴いた瞬間、歌の世界観に一気に引き込まれ、一瞬で心を奪われました。一度聴いただけなのに、美しいメロディがいつまでも耳から離れず、体中に響き渡るような感覚です」と初めて曲を聴いたときの感想を語り、「この曲は物語の登場人物たちの心情に見事に寄り添い、ラブストーリーをより深く、感動的に完成させてくれる、不可欠な存在だと感じます。この曲が加わることで、作品が描く愛の世界が完璧になります」と本作における楽曲の重要性について明かした。
また、本作のムビチケ前売り券(カード・オンライン)が、7月18日11時より発売開始となる。
映画『(LOVE SONG)』は、10月31日より全国公開。
※森崎ウィン、向井康二ほかのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■Omoinotake
この度、主題歌を担当させていただきます、Omoinotakeです。「縁や運命はいったい、いつどうやって、産まれるんだろう」。映画『(LOVE SONG)』を観終えた後、最初に頭に浮かんだ感情でした。人が一生のうちに出会う人の数は、約3万人。その中で、「運命」と呼べるような、たった一人と巡り合えること。それは奇跡なんて言葉じゃ、言い表せないくらい、尊いものだと思います。愛し合って、すれ違って、傷つけ合って、離れてしまっても、まるで不可抗力のように、引き寄せられてしまう。日本とタイ、ソウタとカイの国を超えた「強い愛の引力」へ、「Gravity」という楽曲を書き下ろしさせていただきました。僕たちにとって、とても大切な「ラブソング」が産まれました。劇場で、あなたの心に届く日を、待ち侘びています。
■チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督
「Gravity」を初めて聴いた瞬間、歌の世界観に一気に引き込まれ、一瞬で心を奪われました。一度聴いただけなのに、美しいメロディがいつまでも耳から離れず、体中に響き渡るような感覚です。この曲に触れたすべての人が、きっと私と同じように深く感動し、心を揺さぶられるに違いないと確信しました。
この曲は、愛が持つ偉大なパワーを感じさせてくれる、まさに珠玉のラブソングです。高鳴る胸の鼓動が音楽とシンクロするようで、幸福感に満たされながら、いつまでも繰り返し聴いていたくなります。楽曲を構成する一つ一つの要素、そのすべてが素晴らしく、心から感動しました。そして何より、この曲は物語の登場人物たちの心情に見事に寄り添い、ラブストーリーをより深く、感動的に完成させてくれる、不可欠な存在だと感じます。この曲が加わることで、作品が描く愛の世界が完璧になります。
心に響く、こんなにも素晴らしい楽曲を届けてくださり、本当にありがとうございました。
■森崎ウィン
初めて聴かせて頂いた時に、映画『(LOVE SONG)』にぴったりな楽曲だと思いました。
人類がどうしても抗うことができない重力。その重力に抗って、それでも愛する人と触れ合いたい。そんな思いが伝わってくるような、まさに、ソウタとカイの心情を表しているような楽曲だと思います。タイトルでもある「Gravity」は、引き寄せ合うという意味がありますが、運命的な2人のまた光り合う運命というのを表現してくれているようで、切なくも希望に満ち溢れた想いが込められた主題歌だと思います。ぜひ、皆さん、たくさん聴いてください!
■向井康二
自分の作品に主題歌をいただくのは初めてだったので、とても嬉しかったです。
映画を観終わったあと、作品全体をやさしく包んでくれるような心地よさがあり、帰り道に聴くのもぴったりだと思いました。書き下ろしていただいた楽曲には、ソウタとカイの関係性が丁寧に描かれていて、「Gravity(重力)」というタイトルにもふたりが惹かれ合うイメージを感じました。「運命」や「太陽」といった言葉も映画とつながっていて印象的です。
この曲がソウタ目線なのか、カイ目線なのか――ぜひ劇場で確かめてみてください。