漫才コンビ「NON STYLE」と「エバース」が、16日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜午後11時10分=関西ローカル)に出演。「M−1グランプリ」でのブレーク前後で、周囲から“手のひら返し”を体感した経験について語った。
この日の番組では、NON STYLEとエバース、MCのかまいたちが、漫才についてトーク。NON STYLEが若手時代に出演していたネタ番組で、当時の多くの若手コンビが、スタッフや放送作家から、コンビの方向性に納得できないアドバイスを受けたことで、自分たちのペースを崩しかけたという話題になった。
すると、エバース佐々木隆史(32)が、「僕ら若手も、いまだにそういうの、ありますよ。アドバイスとか…作家さんとか、社員さんからで…」と、放送作家らからアドバイスされることを打ち明けた。
「僕らは最初、ボケの僕がキャラがないから、『(オードリーの)春日さんみたいに出てこい』って言われて。堂々とゆっくり出てこいって言われて。町田(和樹)はコワモテだから、ギャップをつけるために『敬語でツッコみなさい』って言われて。むちゃくちゃですよ」と苦笑いした。
佐々木は「さすがに意味分かんな過ぎたんで」と、その助言を取り入れず。ところが「次のバトルライブもいつも通りやったら、最下位の点に」なったという。
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これには、濱家隆一(41)が「そうか…」とポツリ。さらに佐々木が「僕らはM−1で敗者復活ぐらい行けるようになってから、(その人物が)1位をつけるようになった」と続けた。
注目を集めるようになったからなのか、実際に体験した環境の変化を振り返った。
これに、石田明(45)と井上裕介(45)が口々に「あーっ、分かる−!」と共感。石田は、「M−1優勝する前に、『お前らは絶対売れへん。一生売れへん』って言われたヤツ。M−1優勝したら、打ち上げ会場に行ったらそいつがおって、『お前ら、来るって思ってたわ』って。何やねん!」と回顧。濱家も「(手のひら返しをする人は)ホンマにおるから。ホンマにいますからね!」とうなずいていた。
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