
日タイ共同制作映画『(LOVE SONG)』の予告編、本ポスタービジュアル、主題歌情報が公開された。
タイのBLドラマ『2gether』を手がけたチャンプ・ウィーラチット・トンジラーが監督を務めた『(LOVE SONG)』は、東京とバンコクを舞台に未完成のラブソングが2人の運命を繋ぐラブストーリー。10月31日公開。
ともにアジアにルーツを持つ森崎ウィンと向井康二(Snow Man)がダブル主演を務め、森崎はバンコクへの海外勤務を命じられた真面目すぎる研究員・ソウタ(廣木壮太)役、向井はソウタの初恋の人であり、バンコクでカメラマンをしながら音楽活動を続けているカイ(杉浦海)役を演じる。
予告編は「いつか、きっとまた会えると信じていた―」というソウタのナレーションからスタート。ソウタとカイがバンコクで再会を果たす場面や、ソウタの同僚でともにバンコク勤務となるエリート社員・ジン(及川光博)、タイで活躍する日本人の人気モデル・ワタル(藤原大祐)、大学時代の同期でソウタにとって親友のような存在のヒカリ(齊藤京子)の姿、カイが好きな人への想いを込めた「未完成の曲」をライブで披露するシーンが映し出されている。この劇中曲はThe TOYSがプロデュースした。
本ポスタービジュアルは「好きと言えたら、世界は変わる」「恋する2人に恋をする」というキャッチコピーとともに、背中を寄せ合うソウタとカイの姿を収めたもの。
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ムビチケ前売券(カード・オンライン)は7月18日11:00に発売。
【Omoinotakeのコメント】
この度、主題歌を担当させていただきます、Omoinotakeです。
「縁や運命はいったい、いつどうやって、産まれるんだろう」
映画「(LOVE SONG)」を観終えた後、最初に頭に浮かんだ感情でした。
人が一生のうちに出会う人の数は、約3万人。その中で、「運命」と呼べるような、たった一人と巡り合えること。
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愛し合って、すれ違って、傷つけ合って、離れてしまっても、まるで不可抗力のように、引き寄せられてしまう。
日本とタイ、ソウタとカイの国を超えた「強い愛の引力」へ、「Gravity」という楽曲を書き下ろしさせていただきました。
僕たちにとって、とても大切な「ラブソング」が産まれました。劇場で、あなたの心に届く日を、待ち侘びています。
【チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督のコメント】
「Gravity」を初めて聴いた瞬間、歌の世界観に一気に引き込まれ、一瞬で心を奪われました。一度聴いただけなのに、美しいメロディがいつまでも耳から離れず、体中に響き渡るような感覚です。この曲に触れたすべての人が、きっと私と同じように深く感動し、心を揺さぶられるに違いないと確信しました。
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心に響く、こんなにも素晴らしい楽曲を届けてくださり、本当にありがとうございました。
【森崎ウィンのコメント】
初めて聴かせて頂いた時に、映画『(LOVE SONG)』にぴったりな楽曲だと思いました。
人類がどうしても抗うことができない重力。その重力に抗って、それでも愛する人と触れ合いたい。そんな思いが伝わってくるような、まさに、ソウタとカイの心情を表しているような楽曲だと思います。タイトルでもある「Gravity」は、引き寄せ合うという意味がありますが、運命的な2人のまた光り合う運命というのを表現してくれているようで、切なくも希望に満ち溢れた想いが込められた主題歌だと思います。ぜひ、皆さん、たくさん聴いてください!
【向井康二のコメント】
自分の作品に主題歌をいただくのは初めてだったので、とても嬉しかったです。
映画を観終わったあと、作品全体をやさしく包んでくれるような心地よさがあり、帰り道に聴くのもぴったりだと思いました。書き下ろしていただいた楽曲には、ソウタとカイの関係性が丁寧に描かれていて、「Gravity(重力)」というタイトルにもふたりが惹かれ合うイメージを感じました。「運命」や「太陽」といった言葉も映画とつながっていて印象的です。
この曲がソウタ目線なのか、カイ目線なのか―― ぜひ劇場で確かめてみてください。