
【写真】「面白がって生きえ」 孫娘3人に語り掛ける釜次(吉田鋼太郎)
釜次を心配して朝田家に帰ってきたのぶたち。元気そうに振る舞う釜次を囲みながら家族に鉄子(戸田恵子)の話をしたのぶは、釜次から本当はどうしたいのかと聞かれて答えに詰まってしまう。
夕暮れになると釜次は家族を自分のそばに呼び寄せると、家業の石屋を自分の代で畳む決意を打ち明ける。そして孫たちに「この家に縛られたらいかんぞ。おまんらも面白がって生きえ」と語りかけ「女子も…いや、女子こそ大志を抱きや」と励ます。
さらに釜次は、結太郎の帽子を被ると、のぶを見つめて「なりふり構わず走れ。間違うても転んでもえい。それも全部、面白がって生きえ」と言葉を贈る。釜次からのメッセージにのぶの目から涙がこぼれる。
のぶ、蘭子(河合優実)、メイコ(原菜乃華)が釜次の要望に応えて「よさこい節」を歌う中、釜次はそばで寄り添うくら(浅田美代子)を見つめる。その後、釜次がゆっくり目を閉じると場面が変わり、幻想的な光に照らされた釜次が凛々しい表情で「よさこーいよさこい」と歌いよさこい踊りを披露する。
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