『FIAT Doblo(フィアット・ドブロ)』に、待望のロングボディ+5シーター仕様の『Doblò MAXI 5(マキシ・チンクエ)』が初登場 ファミリーユースやアクティブなライフスタイルの相棒として「趣味を堪能するオトナの遊びゴコロを楽しめるクルマ」を標榜する『FIAT Doblo(フィアット・ドブロ)』に、待望のロングボディ+5シーター仕様の“Doblò MAXI 5(マキシ・チンクエ)”が初登場。ボディ同色に塗装されたスタイリッシュなフロントフェイスを採用し、通常価格より20万円低い“Black Edition(ブラック・エディション)”が80台限定で7月7日より発売開始となっている。
ステランティス・グループが誇るMPVの一大ファミリーとして、2023年にもフィアットのラインアップに加わったドブロだが、その3列7名乗車バージョンとなる『ドブロ・マキシ』を5人乗りとした特別仕様が設定された。
昨年末にフェイスリフトを受けた新シリーズの導入以来、日本市場からは「ロングボディ+5シーター仕様への要望が多数寄せられていた」ということで、そのニーズに応えるかたちで設定された新シリーズ初の仕様は、同セグメントにおいても唯一のパッケージングを持つ。
注目のラゲッジは3列目シートを廃することで最大2693リットルの大容量スペースを確保し、標準ボディサイズの5人乗りモデル(最大2126リッター)を大きく上回る積載力を実現している。
ボディカラーでも通常は有償オプション設定(6万500円)のメタリックカラー、シネマブラックを採用。さらに特別仕様としてフロントバンパーの樹脂部分もボディ同色とすることで、グレーのスキッドプレートがアクセントとなる洗練されたフロントフェイスがいっそう際立つ配色に。そのうえで通常モデルと比べて20万円抑えた価格設定とすることで、コストパフォーマンスにも優れたモデルとなっている。
この新シリーズより採用されたLEDヘッドライト&フロントフォグランプに加え、中央に配置されたブランドロゴバッジは従来の赤FIATロゴではなく新しいレタリングのFIATロゴに変更されている。また、サイドバンパーにはグロスブラック素材を使用して精悍さを引き出すとともに、左ヘッドライトの横には1980-90年代のFIATロゴにインスピレーションを受けた4本線のマークが施される。
一方でブラックを基調としたインテリアには、シルバーのアクセントカラーをダッシュボードおよびドアパネル部分に組み合わせ、シートは座面および背面にネイビーのファブリックを使用し、刺繍パターンも変更。前席には『FIAT』ロゴ入りのシルバーラインがアクセントとして入れられた。
機能面でも新インフォテイメントシステムを搭載した10インチのタッチスクリーンとフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイ、新形状のステアリングにはヒーターも内蔵され、新たに2個のUSB-type Cソケットを設定。
運転支援機能では、ミリ波レーダーの追加により、アダプティブクルーズコントロールの性能が向上し、停止後3秒以内の再発進が可能となり、右寄りや左寄りなど任意の位置で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストも追加に。クルーズコントロール&スピードリミッターのスイッチ位置を、従来のステアリングコラムからステアリング上に変更したことで、より直感的な操作が可能となっている。
この『ドブロ・マキシ・チンクエ』の登場を機に、純正アクセサリーとしてストレージ&ベッドキットが7月1日より発売開始となっており、ラゲッジスペースを有効活用できるストレージ機能と車中泊に対応したベッド機能を備えた注目のアイテムに。
3連休となる7月19〜21日の3日間は全国のフィアット正規ディーラーにてデビューフェアも開催される、同車の価格は396万円(税込)となっている。
●フィアット公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/doblo/black-maxi5●デビューフェア:https://www.fiat-jp.com/fair/fiat_2025_doblo_bm5
[オートスポーツweb 2025年07月17日]