元テレビ朝日アナウンサーで弁護士の西脇亨輔氏(54)が17日、TBS系「ゴゴスマ」(月〜金曜午後1時55分)に生出演。日本テレビ系「24時間テレビ」で集められた募金を横領した罪で逮捕された日本海テレビの元局長に懲役3年執行猶予5年の判決が出て、執行猶予の長さについて解説した。
石井亮次(48)が「24時間テレビなどの寄付金などを横領した日本海テレビ元局長、先ほど判決が出ました。懲役3年執行猶予5年。求刑が懲役3年だったんですけれども、弁護士西脇さん、解説お願いできますか」と話した。
西脇氏は「かなり厳しい判断を出したというのがこの判決だと思います。執行猶予はついているんです。被害金額については弁償しているということで、その部分を重く見て、実刑とすぐに刑務所にいかなくてもいい、執行猶予期間、今回は5年間、何か悪いことをするとか刑務所にいかなくてもいい。ただ5年間はずっとみられているという。執行猶予の期間が長ければ長いほど重いわけです。と言う意味でいうと執行猶予がついた刑の中で、上限が5年なので、刑務所に行かなくてもいいけどギリギリの執行猶予、それだけの悪質性がみられているということ」と解説した。
日本テレビ系列の日本海テレビジョン(鳥取市)は2023年11月、経営戦略局長の男性(当時53)が14年からチャリティー番組「24時間テレビ」の寄付金や、会社の売上金など計約1118万円を着服していたと発表。同社はすでにこの幹部を懲戒解雇し、警察に被害届を出していた。同社によると、男性は田村昌宏元局長。会社の調べに対し、「24時間テレビ」の寄付金を14年から23年までに計264万6020円着服していたと認めていた。
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