ロングラン4年目を迎えた舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」新キャスト会見が17日までに東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、ハリー・ポッター役を演じる稲垣吾郎、平岡祐太、大貫勇輔と、ダンブルドアなど3役を演じる市村正親が初日に向けた意気込みを語った。
魔法使い役は初めてという稲垣は「2カ月で魔法を覚えたんですけど」とけいこ期間を振り返って笑わせ、「飛んだり、火を出したりと、舞台上で繰り広げられる魔法の数々は何度見てもすごい」。演じるのは、父親になった37歳のハリー・ポッター。ホグワーツ魔法学校に入学する息子アルバスとの親子関係に悩みながら、ともに成長していく冒険物語となる。「スーパースターだが、1人の人間であり父親でもある。人間味あるハリー・ポッターを演じたい」と語った。
作品は22年7月に開幕し、今年で4年目。通算公演数1200回を達成し、総観客数は120万人を突破している。ハリー役は、これまで藤原竜也、石丸幹二、向井理ら7人が演じている。稲垣は「ゲネプロの時、最前列に歴代ハリーが5人くらいいて、いたたまれない気持ちになった」と笑顔。歴代ハリーと、平岡、大貫を「自分の分身のよう」とし「これだけハリーを演じる人間がいて、協力し合えるのは幸せ」とした。
ダンブルドア、スネイプ、エイモスの3役を演じる市村は「それぞれ人気がある役なので、子どもがとても喜んだ。父親として誇らしい」と話していた。
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