新たなハリー・ポッターへの意気込みを明かした平岡祐太 (C)ORICON NewS inc. TBS赤坂ACTシアターでロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が17日、4年目の公演をスタート。このほど会見が行われ、新たにハリー・ポッター役を務める平岡祐太が登壇した。
【集合ショット】再現度高!稲垣吾郎ら舞台『ハリー・ポッター』キャスト 会見には、新たにハリー役を務める稲垣吾郎、平岡、1年ぶりにハリー役として帰ってくる大貫勇輔、アルバス・ダンブルドア役など3役を演じる新キャスト・市村正親が劇中の衣装をまとい登場した。
平岡は「1年目から演出家の方も変わって、1年目ご覧になった方もまたこの4年目を観ていただけると、新しい発見があったりするような作品に仕上がっていると思います」とアピール。見どころとしては「魔法の世界、あとハリー・ポッターの世界がすごく表現されているんですけども、脚本がおもしろい、ストーリーがおもしろいっていうところもあります」とした上で、「あとは、僕たちが頑張るのは演技だなと思っているんで、そこをこだわってみんなで2ヶ月間作ってきました」と意気込んだ。
また、1番印象に残っている場面については「今作ではタイムリープというか、軸を超える物語が繰り広げられる」とし、「時空を超えたやりとりがある」と紹介。「セドリックに対してお父さんが本当は思っている気持ちっていうのを、直接は言わないんですけど、時空を超えて会話をするというシーンがあって、そこが大好きで、いつもそのせりふを聞くと自分の両親を思い出して自分ごとのように思ってしまう」と明かした。
『ハリー・ポッターと呪いの子』は、J.K.ローリングがジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろしたシリーズ8作目となる公式続編。小説最終巻から19年後、父となった37歳のハリーと息子アルバスの複雑な関係を軸にした新たな冒険を描く。2016年のロンドン初演以来、世界中で演劇賞を獲得し、日本国内でも第30回読売演劇大賞選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を得てきた。
22年に開幕した東京公演は総観客数120万人を突破し、通算公演回数は1200回を達成。魔法の世界を舞台上で「体感」できる壮大な演出、美術、衣装、音楽が、原作ファンだけでなく幅広い観客を魅了し続けている。
なお、7月17日にスタートした公演は、2026年1月31日まで上演される。