稲垣吾郎、魔法修行は「大変だった」 ハリー・ポッター役に「人間味あるハリーを演じられたら」

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2025年07月18日 04:10  エンタメOVO

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(左から)大貫勇輔、稲垣吾郎、平岡祐太、市村正親 (C)エンタメOVO

 舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」会見取材が16日、東京・TBS赤坂ACTシアターで行われ、出演者の稲垣吾郎、平岡祐太、大貫勇輔、市村正親が登壇した。

 本作は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンとともに舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる作品で、「家族、愛、喪失」をテーマに、ハリー・ポッターの19年後の物語を描く。日本では、2022年7月に初演されて以降、上演を重ね、ロングラン4年目を迎える。稲垣、平岡は7月からの新キャストとして、大貫は約1年ぶりのカムバックでハリー・ポッター役を演じる。また、市村は新キャストとしてダンブルドアやスネイプなど複数の役を務める。

 稲垣は、初日を迎えた心境を「本当にうれしいです。仲間とともに2カ月間、稽古をしてきました。ようやく開幕し、お客さまにお会いできることを楽しみにしております」と語り、「見どころはたくさんありますが、何度見ても魔法がすごい。それから、ドラマとして親子や仲間の愛に深く感動させられる作品です。スタッフの皆さん、キャストの皆さんと明日から力を合わせてすてきな作品をお届けしていきたいと思います」と意気込んだ。




 また、平岡は「僕たちが頑張るのは演技。そこにこだわって2カ月間、作ってきましたので、明日から見ていただけるのが楽しみです」とコメント。

 大貫は、「魔法はもちろんのこと、家族、友情の話、成長の話が描かれていて、全ての世代の人たちに突き刺さるところがある作品です。ここに戻ってこられることを本当にうれしく思っています」と再びの出演を喜んだ。

 そして、市村は「30年前なら僕もハリーをやっていたかもしれない」と冗談を言いつつ、「全部で6つの役を演じますので、“市村をさがせ”とどこにいるのかを見つけるのも楽しいのではないかと思います」とアピールした。

 劇中には数々の魔法が登場するが、稲垣は「魔法使いを演じるのは初めてで、魔法の修行には2カ月間かかり大変だった」と苦笑いで稽古を振り返った。そして、「ハリーはスーパースターですが、一人の人間であり、一人の父親であるという人間味あるハリーを演じられたらと思います」と役への思いも述べた。

 また、猛暑の中でのロングラン公演を乗り切るための秘訣(ひけつ)を聞かれると、稲垣は「3カ月以上一つの作品に出演するロングランは初めてなので、自分がどういう状態になるのか想像もつかない」と話しながらも「僕は一人で静かに暮らしている人間なので、この舞台に来たときくらいは皆さんと心を通わせながら楽しく、笑顔でやっていくというのが健康法かな」とコメントを寄せた。

 舞台は、都内・TBS赤坂ACTシアターで上演中。


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