今週、本州付近は非常に暖かく湿った空気の通り道で、すでに梅雨明けしている東海から西で記録的な大雨になっているところがあります。
四国や東海では、降り始め14日（月）からの雨量が500ミリを超えているところがあり、土砂災害の危険が高まっています。雨のピークをすぎても、急な斜面などには近づかないようにしてください。
このあとも西日本から北海道にかけてが雨雲の通り道になり、活発な雨雲がかかるところもあるでしょう。短時間で道路が冠水するような雨の降り方になるところもあり、さらに雨の量が増えるところがありそうです。次第に晴れのエリアが拡大し、雨の範囲も縮小していきますが、昼間はまだ九州中心に雨のピークが続く見込みです。
週末は北海道が雨の中心になり、日本海側を中心に警報級の大雨になるおそれがあります。きょうも局地的に激しい雷雨の可能性がありますのでご注意ください。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒、落雷や突風にも注意してください。
【予想雨量（あす朝まで、最大）】
九州北部 180ミリ
九州南部 120ミリ
中国 80ミリ
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一方、東日本や東北は広い範囲で晴れて、東京都心は9日ぶりに日照時間が10時間以上になるでしょう。関東甲信や北陸、東北南部では、きょうにも梅雨明けの発表があるかもしれません。
ただ、日差しが届く時間が長い分、暑くなります。最高気温は南から北まで30℃以上のところが多く、富山と山形は37℃と、体温を超えるような暑さになりそうです。東京都心は33℃まで上がるでしょう。炎天下ではこれ以上の暑さを感じそうです。
熱中症警戒アラートが福島と新潟に発表されています。発表されていない地域でもしっかりと熱中症予防を心がけましょう。
【きょうの各地の予想最高気温】
札幌 :31℃ 釧路 :24℃
青森 :32℃ 盛岡 :33℃
仙台 :33℃ 新潟 :36℃
長野 :36℃ 金沢 :36℃
名古屋:31℃ 東京 :33℃
大阪 :34℃ 岡山 :35℃
広島 :30℃ 松江 :31℃
高知 :31℃ 福岡 :30℃
鹿児島:28℃ 那覇 :32℃
あす以降、本州付近は晴れマークがずらりと並んでいます。夏空が広がり、35℃以上の猛暑日が連続しそうです。東京都心でもあさって（日）以降、猛暑が続く予想です。大雨の後は猛暑に警戒してください。
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さらに、梅雨明けしたら、今度は台風シーズンです。けさ、台風6号が発生しました。フィリピンの東にある台風6号は今後、南シナ海から大陸方面へと進み、日本への直接的な影響はなさそうです。ただ、沖縄には波や湿った空気の影響が出る可能性があります。ご注意ください。
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