スーパーフォーミュラ第6戦・第7戦富士のフリー走行2回目はオオムラ・フラガがトップタイム。上位は超僅差

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2025年07月18日 16:10  AUTOSPORT web

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イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING) 2025スーパーフォーミュラ第6戦&第7戦富士
 全日本スーパーフォーミュラ選手権第4大会は7月18日、静岡県の富士スピードウェイで第6戦・第7戦のフリー走行2回目が14時50分から行われ、終盤のアタックシミュレーションで1分22秒950までタイムを伸ばしたイゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)がトップタイムを記録した。僅差の2番手には岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が続いた。

 午前のフリー走行1回目の後、併催イベントのポルシェカレラカップ ジャパン、KYOJO CUPの専有走行をはさみ迎えたフリー走行2回目。やや雲があり、爽やかな風も吹いていたものの、気温34度/路面温度50度という暑さのなかで迎えた。なおこのセッションでは、福住仁嶺(Kids com Team KCMG)が第5戦オートポリスの予選後に起きた件により走行時間の制限を科されており、このフリー走行2回目には最後のスタート練習以外は出走していない。

 そのため21台がラップを重ねたフリー走行2回目では、途中佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)がスピンを喫するシーンもあったが、クラッシュはなし。各車がピットアウト〜インを繰り返しつつ、ロングランもトライするドライバーもみられた。

 午前のフリー走行1回目同様、各車ともセットアップを進め残り10分を切ってからピットに戻ると、7分を切ってふたたび予選シミュレーションを実施。続々とニュータイヤを履きコースインしていった。

 続々とタイムが更新されていくなか、野尻智紀(TEAM MUGEN)が1分23秒095を記録。さらにこれを上回り、最初に1分22秒台に突入したのはオオムラ・フラガ。1分22秒950を記録しトップに躍り出た。これに続き、岩佐も1分22秒985をマーク。2番手につけた。

 最終的にオオムラ・フラガが1分22秒950でこのセッションの最速に。2番手に岩佐で、このふたりだけが1分22秒台。3番手にはランキング2位の太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が続いた。4番手は野尻、5番手は午前にスピンもあった大湯都史樹(SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)となった。

「序盤は気温が上がっていましたが、途中から陽がかげって、午前と変わらないコンディションになりました。明日はまたコンディションが変わると思いますが、今日は良い流れになったので、予選も良い位置につけられたらと思います」とオオムラ・フラガは走行後中継映像のフラッシュインタビューで語った。

 セッション後にはスタート練習が行われ、第6戦に向けた走行が締めくくられることになったが、上位18台が1秒以内と超僅差となった。

[オートスポーツweb 2025年07月18日]

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