連続ドラマW-30「殺した夫が帰ってきました」©桜井美奈/小学館 ©2025 WOWOW/FCC山下美月が主演を務め、DV夫を殺した女性を演じるWOWOWで放送・配信中の連続ドラマW-30「殺した夫が帰ってきました」。「シンデレラ・クロゼット」や「対岸の火事〜これが、私の生きる道!〜」で話題を呼ぶ松本怜生が第3話にゲスト出演する。
DV夫を殺した妻。やっと手に入れた平凡な日常を過ごす中、殺したはずの夫が突然目の前に現われて……。
本作は、そんなにわかには信じがたい出来事を機に、主人公と“殺した夫”の過去の罪と愛が交錯する衝撃のサスペンスミステリー。2021年に小学館より刊行された桜井美奈の同名小説をドラマ化した。
夫を殺した過去を隠して生きるデザイナー志望の主人公・鈴倉茉菜を、連続ドラマ単独初主演の山下が、茉菜への壮絶なDVの末に殺され、記憶を失くした状態で数年後に再び茉菜のもとに現われる夫・鈴倉和希を萩原利久が演じる。
そのほか、共演陣に田鍋梨々花・土居志央梨・櫻井佑樹・望海風斗・笠原秀幸・川西賢志郎・菅原大吉・大塚寧々が名を連ねる。
第3話で松本が演じるのは、山下演じる主人公・茉菜が10代だったころの初恋相手・間瀬匡人(ませ・ただひと)役。回想シーンで登場する。
7月18日(金)放送・配信の第2話では、茉菜がデザイナーを目指すきっかけとなった親友(田鍋梨々花)との出会いが描かれるほか、母親からの虐待の日々など、目を覆いたくなるような壮絶な半生が少しずつ明かされていく。
そして続く7月25日(金)放送・配信の第3話で、その過酷な環境下で絶望しながら生きる茉菜を支え、生きる希望のような存在となるのが、松本演じる間瀬だ。かつて茉菜が暮らしていた盛岡のアパートの近所に住んでいた間瀬は、茉菜とよく出くわすうちに相談相手となり、少しずつ距離を縮めていく。そんな2人の切なく淡い恋の結末とは…。
TBS系火曜ドラマ「対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜」でのいまどきな価値観を持つ会社員役の好演も記憶に新しい若手注目俳優である松本が、山本演じる茉菜にとって大切な存在である重要な役柄をどう演じるのか、期待が高まる。
「この作品に携わらせていただけたことを、とても嬉しく思っています」と語る松本は、「わずかなシーンではありますが、鈴倉茉菜という人物にとっては忘れられない大切な出来事であり、彼女の『今』へと繋がる意味のある場面です。ぜひご覧いただけたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
■第2話あらすじ
“鈴倉茉菜の過去を知っている”――差出人不明の脅迫状が自宅に届き、驚愕する茉菜(山下美月)。かつて母から虐待され、隣人の松木(大塚寧々)を心の支えとしていた幼い日の記憶がよみがえる。脅迫状の送り主が和希(萩原利久)なのではないかと疑う茉菜は、尾行の末に和希が警察官(櫻井佑樹)と密会している姿を目撃し、疑念はさらに高まっていく。
そんな折、体調を崩した茉菜を和希が献身的に看病する……。果たして和希の真意とは。
連続ドラマW-30「殺した夫が帰ってきました」は毎週金曜23時〜WOWOWにて放送・配信中(全6話/第1話無料放送・配信)。
(シネマカフェ編集部)