勝者としてさらなる高みへ。青木拓磨、王座奪還を胸に16度目のアジアクロスカントリーラリー参戦

0

2025年07月18日 18:10  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

青木拓磨とコ・ドライバーのイティポン・シマラック(左)ソンウッド・ダンピパトラコーン(右)
 元GPライダーの青木拓磨が、2025年もAXCRアジアクロスカントリーラリーに挑む。参戦車両はインドネシアのTCDアジア・パシフィックの技術協力を受けたトヨタ・フォーチュナーだ。

 東南アジアの険しい道を約2000kmにわたって走行し、その中に設定された競技区間でタイムを争うAXCR。例年タイと周辺国で開催されているこのラリーは、同地域最大級のFIA国際自動車連盟公認競技だ。

 開催30周年を迎える2025年は大会のスケールが拡大され、日程は8月9日(土)から16日(土)の計8日間に、総走行距離も約3300kmへと延長された。なお、当初はタイと隣国カンボジアの2カ国開催の予定だったが、両国の軍事衝突による国境封鎖にともない、すべての競技がタイ国内で行われることとなっている。

 そんな第30回AXCRに向け、青木は自身が代表を務めるプライベートチーム、takuma-gpのドライバーとして2025年大会へ出場することを表明。同じく30周年を迎えた横浜ゴム『GEOLANDAR(ジオランダー)』ブランドのタイヤを装着するトヨタ・フォーチュナーを、コドライバーであるイティポン・シマラックとソンウッド・ダンピパトラコーンとともに走らせる。

 参戦クラスは無改造の市販車で争われるT-2Dクラスだが、彼らの目標は車椅子ドライバーとして史上初の総合優勝を達成した2023年の再現だ。


■青木拓磨 2025アジアクロスカントリーラリー参戦体制

エントラント名:GEOLANDAR takuma-gp FORTUNER参戦クラス:T-2D(市販車無改造クラス)車両:トヨタ・フォーチュナータイヤ:横浜ゴム GEOLANDARドライバー:青木拓磨(日本)コドライバー:イティポン・シマラック(タイ)、ソンウッド・ダンピパトラコーン(タイ)

[オートスポーツweb 2025年07月18日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定