入れ替わり歩んできた15年間…芳根京子×高橋海人共演『君の顔では泣けない』予告編

芳根京子と高橋海人が共演する映画『君の顔では泣けない』より、本予告編とメインビジュアルが到着した。

本作は、君嶋彼方による同名小説の映画化。発売前に重版が決定する大きな注目を集めた小説は、数々の名作を世に送り出してきた“入れ替わりもの”に、15年も入れ替わったままという独自の設定が加わり、新たな物語が完成した。

今回公開された映像は、そんな入れ替わった15年間が映し出される。

始まりは、高校1年生の夏。プールに落ちたことがきっかけで入れ替わってしまった坂平陸と水村まなみ。“坂平陸”として生きるまなみは、流れに身を任せて初彼女を作り、そつなく過ごしており、そんなまなみに陸は、やきもきしながら学生生活を過ごしていた。

そこから15年、一度も元に戻ることはなかった。高校時代、陸にプロレス技をかけてじゃれていた田崎（中沢元紀）と陸の、初々しくもぎこちない初恋をはじめ、彼らにしかわからない秘密を共有しながら様々な出来事を経験していく。

そして30歳になった夏、「もし、元に戻る方法がわかったって言ったら、どうする？」とまなみが問いかける。大切なものをそれぞれ積み重ねてきたふたり。時には、「元に戻る気ないだろ」「戻りたくないわけないでしょ！」と感情がぶつかり合いことも。溢れる感情、言えなかった本音が、繊細な表情とともに映し出される、切ない映像となっている。

また、合わせて公開されたメインビジュアルでは、陸とまなみが一年に一度、7月の第3土曜日に近況報告をし合う喫茶店「異邦人」での表情が切り取られた。

『君の顔では泣けない』は11月14日（金）よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。

※高橋海人の「高」は、正しくは「はしごだか」





（シネマカフェ編集部）