『Horipro Actors Sports Festival 〜ホリアク運動会 2025〜』(撮影:山下深礼・青木早霞) ホリプロ所属若手俳優によるスポーツイベント『Horipro Actors Sports Festival 〜ホリアク運動会 2025〜』(通称:ホリアク運動会)が11日、東京・アリーナ立川立飛で開催された。
【写真】賞をもらってうれしそう!笑顔の赤組たち 『Horipro Actors Live』は、ホリプロ所属の若手俳優やアーティストが、歌やダンスなど、普段は見せない一面を披露する一夜限りの特別イベント。第1回は2022年3月30日、第2回は23年1月22日、第3回は24年2月17日、第4回は25年2月11日に開催され、いずれも多くのファンから熱い支持を受けた。イベントでは、ライブパフォーマンスやトークショーに加え、オリジナルのコントなど毎回異なる企画や出演メンバーで構成される。タレントの新たな魅力を引き出し、ファンと出演者の心がひとつになる貴重な場として人気を博している。
今回は「運動会」企画として開催。石原颯也、絃瀬聡一、井上祐貴、皆藤空良、樫尾篤紀、金子隼也、小西詠斗、駒木根葵汰、佐藤倖斗、島村龍乃介、西野遼、橘優輝、パース・ナクン、樋口幸平、WATWING(古幡亮、鈴木曉、高橋颯※高=はしごだか、八村倫太郎、桑山隆太、福澤希空)(※50音順)が出演し、MCは登坂淳一が務めた。
オープニングアクトは、WATWINGによるライブパフォーマンスからスタート。熱い歌声とキレのあるダンスで会場を一気に盛り上げた後、MC・登坂の紹介で赤・青両チームの選手たちが入場した。続いて行われた選手宣誓では、八村(赤)と井上(青)が、それぞれユーモアを交えた力強い宣誓を行った。ラジオ体操では、最年少コンビの石原と佐藤が先導し、客席も一緒に体を動かしてウォーミングアップを行った。
第1競技は、仲間が打ったゴルフボールを虫取り網でノーバウンドキャッチする「キャッチ de ホールインワン」。狙いを定める打者と、走り回る捕球役のコンビネーションが勝敗を左右し、会場からは「ナイスキャッチ!」の声が飛び交った。ゴルフ経験者の橘が正確なボールコントロールを見せ、赤チームが勝利した。
第2競技は、ペアで脚を結び、全力疾走するチーム対抗二人三脚リレー。紐がほどけながらも互いを支え合い、会場は大きな笑いに包まれた。勝者は赤チーム。第3競技はチームの中に一人だけ存在する“お姫様”を守りながら戦うルールのドッヂボール。赤チームの姫は桑山、青チームの姫は鈴木が務めた。誰が“お姫様”なのかを探り合う心理戦も加わり、白熱の攻防が展開。鈴木(青)にヒットし、赤チームが勝利を収めた。
ハーフタイムのトークショーでは、赤チームは小西&駒木根ペア、青チームは樋口&佐藤ペアがMCを担当。前半戦を振り返っての感想や、ホリアクメンバーから事前に集めたアンケートをもとに、「学生時代の運動会の思い出」など、普段は聞けないエピソードが飛び出し、会場は笑いに包まれた。
第4競技「ピンポン&借り物競走」では、赤・青それぞれを2チームずつ、計4チームに分かれ、スプーンにピンポン玉を乗せて運び紙コップに入れる「ピンポン玉競争」と、お題の品を会場内から探して運ぶ「借り物競走」の2種目に挑戦し、ゴールを目指してタイムを競った。ここまで3連敗だった青チームが1・2フィニッシュを決め、巻き返しのきっかけをつかんだ。
第5競技「長縄跳び」では、10人で挑む1分間の長縄跳びを2回実施し、各ターンの最高連続成功回数を合計した数で赤・青対抗戦を行った。息の合ったチームワークが光り、会場からは大きな声援が送られた。赤チーム57回、青チーム42回で、赤チームの勝利となった。
全5競技を終えた後は、個人賞の発表と総合優勝チームの表彰式が行われた。観客・出演者問わず最も会場を笑わせた人物に贈られる「腹筋鍛えたで賞」は八村(赤)が受賞。1番真面目にラジオ体操を行った「ラジオ体操賞」には古幡(赤)が選ばれ、ラジオ体操時の様子がスクリーンに映し出されると、会場は笑顔に包まれた。個人MVPは石原(青)が受賞した。
総合優勝は赤チーム。喜びと感動の中、選手全員によるサインボール投げが行われ、約2時間にわたるイベントは幕を閉じた。
同イベントは、18日まで「Zaiko」にてアーカイブ配信を実施する。