
今日12日は、九州〜東海の7地点で最高気温35℃以上となり、全国で3日ぶりに猛暑日となりました。明日13日以降、お盆にかけては、九州〜関東で猛暑日続出。お盆明けから8月下旬にかけても危険な暑さが続くため、気象庁は今日12日、「高温に関する早期天候情報」を発表しました。復旧作業など、熱中症に警戒が必要です。
全国で3日ぶりの猛暑日
今日12日は、九州〜東海の7地点で最高気温35℃以上の猛暑日となりました。全国で猛暑日が観測されるのは、3日ぶりです。
16時までの最高気温は、美馬市(徳島)35.8℃、宮崎市と肝付町前田(鹿児島)で35.5℃、尾鷲市(三重)35.3℃、鳥羽市(三重)と徳島市、西都市(宮崎)で35.0℃と、体温並みの暑さとなりました。
その他、東京都心31.1℃、名古屋市33.1℃とともに、3日ぶりの真夏日。札幌も29.7℃と、真夏日一歩手前まで上がりました。各地で湿度が高く、不快な暑さとなりました。
お盆休みは猛暑日続出
明日13日以降、お盆休みは高気圧が強まり、晴れて猛暑日が続出となりそうです。
特に、西日本(九州〜近畿)や東海では、最高気温35℃以上の猛暑日が続きそうです。関東も15日頃から猛暑日地点が増え、東京都心も18日頃から猛暑日となるでしょう。
気温が上がる午後は、内陸や山沿いを中心に急な雷雨にご注意ください。
お盆明けも危険な暑さが続く
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お盆明け以降も、九州〜北海道にかけて危険な暑さが続くため、気象庁は今日12日「高温に関する早期天候情報」を発表しました。これは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
九州〜関東は猛暑日が続き、札幌など北日本も最高気温30℃以上の真夏日が続くでしょう。
札幌では、昨日11日の時点で真夏日の日数が30日となっています。年間の真夏日の日数の最多は31日(1924年)なので、大幅に更新する可能性があります。
西日本や東日本だけでなく、北日本も厳しい残暑となります。また、夜も気温の下がり方が鈍く、九州〜関東では熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続きます。
夏の疲れがでる頃です。日中だけでなく、夜間の熱中症にも注意が必要です。