カンニング竹山「クズ芸人生活を送るのは何の芸の肥やしにもなりません」債務整理は弁護士つけず

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2025年08月12日 19:26  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

カンニング竹山(2021年5月撮影)

カンニング竹山(54)が、11日深夜放送のテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」(月曜深夜1時58分)に出演。過去の借金について語った。


下積み時代に借金が500万円ほどまで膨れあがった竹山は、ライブの日、自宅に借金取りが来て、窓から自宅を逃げ出した。精神的にもまいっていたため、「今日で芸人辞めよう」と突然思い、「最後にアドリブでブチ切れてめちゃめちゃやって辞めようと相方と決めた」と明かした。ライブでブチ切れると、客は大して笑っていなかったが、袖の芸人にはウケていたという。袖に帰ると現所属事務所社長のリッキーに「竹山、中島それや! 売れるで!」と相方の中島忠幸さんとともに言われ、そこから全ての流れが変わっていったと振り返った。


現在の妻となる彼女にも別れを切り出され、親族に借金もばれ、「1回すべてをちゃんとしようや!と、キレ漫才を研究し、バイトも必死でやり、けつまくって開き直って1回ちゃんと仕事に向き合って。これでダメなら辞めるつもりで自分達なりに真面目に必死にやっていった」と明かした。


そして「失敗する多くの人は、自分が金を借りてきた人生を本当に清算してやろうとしていなくて、金だけ清算して心や考え方をリセットできてないのではないか」と吐露した。


竹山は「弁護士をつけずに自分の力で債務整理を行った」と明かし、「自分が起こした過ち、その清算を自分の力でやり切ったのが良かったのだと思う。面倒だったけれど何回も裁判所に通って、調停委員の方に本気で怒られて、本気で泣いた」と回顧。間違った人生を歩んできたことに気づけたという。


そして「飲む、打つ、買う、借金、とクズ芸人生活を送るのは何の芸の肥やしにもなりません。それだったら日々、漫才やコントの事を必死に考え取り組み、自分の欲を抑え、何かを犠牲にしてでも一定期間、それに人生をかけてみるべきです」と呼びかけた。

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