大黒摩季の愛弟、姉と“親孝行”直後に急逝 “2度目の奇跡”信じるも…… 「全身機能低下」「脳幹も損傷」と致命的状況へ「どうして大切な者奪うのか」

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2025年09月09日 11:50  ねとらぼ

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家族との別れに悲嘆(画像は大黒摩季Instagramから)

 歌手の大黒摩季さんが9月7日にInstagramを更新。弟の礼騎さんが脳出血により死去したことを明かし、「もし神様がいるのならどうしてそんな酷い仕打ちをするのか」と悲しみに暮れる胸中をつづっています。


【画像】大黒さんと墓参りした際の弟・礼騎さん


「どうして」「どうして」「どうして」

 大黒さんは、「どうして 望みも願いも枯れ果ててもういつ死んでもいい いっそ父母のいる天国に連れてってほしいと刹那に彷徨う者が生かされて 愛する者のために命を注いできた 会社のために 不器用すぎる姉のために 宿命を受け入れて生き抜くんだと誓って一途に頑張っていた人が天に召されるのか」と長文をもって悲痛の思いを吐露。


 「もし神様がいるのならどうしてそんな酷い仕打ちをするのか どうして 私から大切な者を奪うのか どうして 私が代わってやれないのか どうして この21世紀にもうこれ以上やれることはないのか どうして まだ愛や夢の苦しみも学んでいない幼い娘達から愛することに一途にひた向きな妻から支えを奪うのか どうして……」と残酷な現実を受け止めきれない胸中をつづりました。


 大黒さんは、「昨日9/6のam2:31愛弟の礼騎が父母の待つ天国へと旅立ちました」と報告。礼騎さんは8月30日に妻と娘を連れて札幌ライブに足を運んでくれたそうで、ライブ翌日には一緒に両親の墓参りをしたばかりだったとのこと。


 その3日後に右被殻出血で救急搬送され、「脳の中心部の動脈から出血し、脳幹までも損傷したことから運ばれた時には既に瞳孔反射も無く全身の機能も低下していました」と搬送時にはすでに危機的状況だったといいます。


2度目の奇跡を信じるも……

 礼騎さんは2021年、椎骨動脈乖離で死の淵を彷徨うも奇跡的に生還した経験があり、今回の搬送時も「心臓だけは『俺は生きたい』と言わんばかりに強く心拍を保っていました」と力強い拍動を続けていたとのこと。


 大黒さんは、「あらゆる延命治療を施し生命を維持できたなら 二度目の奇跡を信じまた一歩ずつ治療してゆこうと家族、近しい仲間達とエネルギーを注ぎ続けました」と再び奇跡が起こることを信じていましたが、「最後の山を越えようという昨日の未明、その心臓は力尽きあっという間にリズムを無くし父母のいる天に召されました」と願いが届かなかったことを明かしています。


家業を継いだ弟の思い

 また大黒さんは、礼騎さんが家業の老舗製パン会社「札幌キムラヤ」を継いだ際のエピソードも披露。「ファンの皆さんから大黒摩季を家業のために奪って恨まれて生きるくらいなら俺が継いで苦労する方がよっぽどマシだ」と大黒さんの歌手生命を守るために跡継ぎになってくれたそうで、「お嫁さんと2人礼騎の切願でもある札幌キムラヤの2027年の100周年を念頭にキムラヤは皆で守り抜こう」「大黒摩季も命ある限りやり抜こうと安らかな寝顔に誓いました」と礼騎さんの思いを継ぐことを誓っています。


 大黒さんは、幼少期の思い出写真や、札幌ライブや墓参りで撮影した記念写真などを公開。最後は、「どうか、ひとときでも彼との思い出を振り返りこの一途な生涯を褒めてくださることが最高の冥福と思います故 献杯と共に皆様の愛を注いでやってください」と結んでいます。



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