紀子さま、59歳に=成年の悠仁さま「務め大切に」

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2025年09月11日 00:31  時事通信社

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59歳の誕生日を前に写真撮影に臨まれる秋篠宮妃紀子さま=8月22日、東京都港区の秋篠宮邸(宮内庁提供)
 秋篠宮妃紀子さまは11日、59歳の誕生日を迎えられた。宮内記者会の質問に文書で回答し、長男で筑波大1年の悠仁さま(19)の成年式を終えて「安堵(あんど)しております」と記し、「一つ一つの務めを大切にし、役割をしっかり担って自分の道を歩んでほしい」と願った。

 秋篠宮さま(59)以来40年ぶりとなった成年式では、悠仁さまが準備の中で「儀式の意義と共に自らの責任と務めを感じたよう」だったと回想。「伝統ある宮中の行事を父から子へ伝え、悠仁が今回の行事を大切に務めることにつながったことを感慨深く思っております」と記した。

 東京と茨城県つくば市での二拠点生活を送る悠仁さまが、赤坂御用地(東京都港区)内の宮邸の畑で育てた野菜を自炊のためにつくばへ持っていくこともあると明かし、生活を工夫する姿に「成長を感じてもいます」と述べた。

 今春に運転免許を取得した悠仁さまは、秋篠宮さまの大学時代からの愛車である山吹色の「ビートル」を時々運転。助手席に秋篠宮さまを乗せ、赤坂御用地内でドライブを楽しんでいるという。

 米国で暮らす長女小室眞子さん(33)が今春に第1子を出産。初孫誕生に「家族そろって大変うれしく思っています」と述べ、「よいタイミングで日本を訪れてくれたら」と期待した。

 戦後80年の今年は、7月に秋篠宮さまと、8月には次女佳子さま(30)と広島を訪問。「戦争の記憶は過去に留まるものではなく、現在につながっているとの思いを強くしました」と振り返った。 

佳子さまと訪れた広島の原爆養護ホームの入所者から贈られた折り紙のハトを秋篠宮さまに見せ、談笑される紀子さま=8月22日、東京都港区の秋篠宮邸(宮内庁提供)
佳子さまと訪れた広島の原爆養護ホームの入所者から贈られた折り紙のハトを秋篠宮さまに見せ、談笑される紀子さま=8月22日、東京都港区の秋篠宮邸(宮内庁提供)
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