明日17日〜18日は強雨エリア広がる 警報級大雨の可能性も 残暑おさまり秋の気配

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2025年09月16日 14:20  日本気象協会

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9月半ばとは思えない異例の残暑が続いていますが、明日17日以降は、大陸から秋雨前線とともに、北から秋の空気へ。ようやく猛暑が落ち着きますが、雨の降り方に注意。北海道から九州にかけて、警報級の大雨となる可能性も。関東も18日から局地的に雨量が増える見込み。

明日17日は日本海側から雨強まる

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明日17日も、夏の高気圧はほとんど停滞したままで、本州付近を南から覆うでしょう。一方、明日17日にかけて北海道付近を低気圧や前線が通過し、日本海沿岸にも別の前線が近づく見込みです。

明日17日は、午前中は北海道で、日中は東北でも日本海側を中心に雨で、大雨になる所もあるでしょう。北陸や近畿から九州にかけての日本海側も、午後からは局地的に雨が強まりそうです。落雷、竜巻などの激しい突風にもご注意ください。

太平洋側は日差しがあっても、にわか雨や雷雨となる可能性があります。突然空が暗くなってきたら、天気の急な変化に十分ご注意ください。

明日17日〜18日 北海道〜関東〜九州 警報級大雨の可能性

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18日になると、さらに前線が南下するため、日本海側だけでなく、太平洋側でも局地的に雨が強まるでしょう。前線の南下で、北海道〜九州の広い範囲で警報級大雨となる可能性が「中」程度あると見込まれています。

明日17日は、北海道や東北の日本海側と北陸、中国地方の一部と関東北部が対象で、18日は東北の日本海側と北陸、東京都を含めた関東の広い範囲で大雨警報の発表される可能性が「中」程度あると発表されています。

上の図は19日正午にかけての72時間降水量ですが、東北や北陸、関東では一部の地域で100ミリ以上の雨になる所があり、久しぶりに数日続く長雨となり、まとまった雨になるでしょう。雨の降り方に注意し、事前に雨対策を行っておくと良さそうです。

前線南下とともに猛烈残暑はおさまる

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明日17日は札幌市の最高気温が25℃を下回り、一気に涼しくなるでしょう。翌日18日は東北も仙台市で25℃以下と秋の空気に包まれ、19日は東京都心で24℃と、急に秋がやってきたような気温になりそうです。
異例の残暑が長引いている東海から西も、19日以降は30℃前後にとどまり、ようやく季節が前進と言えそうです。
前線が南下するとともに、猛烈な残暑がおさまりますが、この先寒暖差が大きくなりますので、体調を崩さないように服装選びに注意をしてください。

このニュースに関するつぶやき

  • 18日木は坂の下御霊神社の面掛行列があるんだが…これはだめぽいな。
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