「相談なく勝手にものを買わないで!」夫婦の3組に1組が、節約意識にズレ

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2025年09月17日 21:20  All About

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auコマース&ライフが子育て世帯を対象にした調査によると、夫婦の3組に1組が「節約に対する意識がずれている」と回答したことが分かりました。※サムネイル画像:PIXTA
総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」を運営するauコマース&ライフは、子育て世帯を対象にした節約に関する調査結果を発表しました。

調査では、夫婦の約3組に1組が、節約の価値観が一致していないと回答しました。節約に対する考え方の違いに加え、実際にどんな理由で揉めるのかも明らかになっています。

節約意識にズレ、3組に1組が実感

調査では、夫婦間で節約に対する意見や考えが一致しているかという質問に、「全く一致していない」「あまり一致していない」と答えた人が全体の約3割にのぼりました。
(出典:auコマース&ライフ株式会社)

節約といっても、どこを削るか、何を優先するかは家庭はもちろん、人によっても違うでしょう。

例えば「食費は多少かかっても質を重視したい」と考える人もいれば、「とにかく出費を減らすことが第一」と考える人もいます。そうした考え方の違いが夫婦の間で大きいと、家計の方針が決めにくくなり、ストレスの原因にもなってしまいます。

みんなが節約で揉める理由は?

この調査では、実際に夫婦が節約をめぐって揉めた理由も明らかにされました。上位に並んだのは、思わず「あるある」とうなずきたくなる項目ばかり。
(出典:auコマース&ライフ株式会社)


電気・水道など光熱費の使い方で揉めた

「エアコンをつけっぱなしにするか、こまめに消すか」「洗濯は毎日するか、まとめてするか」など、日常的な習慣はそのまま衝突に……。節約を意識するほど細部に目が向き、相手の行動が気になって口論につながることも。

相談なく勝手にものを購入して揉めた

夫婦どちらかの判断で購入を決めてしまうと、「本当に必要だったの?」「もっと安く買えたのでは?」と疑問を持たれるもの。金額が小さくても積み重なれば大きな出費になるため、ちょっとした買い物がケンカの火種になるのもよくあるパターン。

安い価格のものを購入するために探し回ることで揉めた

家事や家計を担う側ほど気になってしまう食品や日用品の価格。節約を意識する人ほど「1円でも安く」と探し回りますが、そのための時間や労力もコスト。「そこにかける時間を別のことに使ったほうが得では?」という考え方もあり、両者で温度差が出やすい項目です。

他には、「購入時のポイントを夫婦どちらがもらうかで揉めた」といったものも。「そんなことでケンカに?」と思うかもしれませんが、今やポイントは日常で広く使われる存在です。高額な買い物では数パーセントの還元も捨てたものではなく、現代ならではのエピソードといえそうです。

家庭での節約は、夫婦のすり合わせも大事

この調査では他にも、「夫婦で決めている節約ルール」や「2025年に家計に影響を与えた出来事」、「今後重視したいポイ活」についても回答結果がまとめられています。

節約は単に支出を減らすことだけでなく、家族が納得できる形で取り組むことが大切です。あらゆるものやサービスが値上がりするなか、意識の違いをどうすり合わせるかが、これからの子育て世帯の大きなテーマといえるかもしれません。

出典:au PAY マーケット、子育て世帯夫婦の“節約価値観”を調査。妻は夫の「車・バイク関連」、夫は妻の「美容」を無駄遣いと感じる傾向に。また、節約のためにECで購入するようになったもの1位は「お米」(文:All About 編集部)

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