<広島1−6阪神>◇17日◇マツダスタジアム
阪神村上頌樹投手(27)が自己最多の今季12勝目を挙げた。6回を投げて5安打2死球1失点。悪天候で試合開始が1時間以上遅れ、難しい調整を強いられたが、しっかり試合をつくった。「途中に中断したわけではなかったので、しっかりゲームに入ることができた」と振り返った。
打線が1点を先制した直後の3回。2死一、二塁から広島小園に右前適時打を許し、すぐさま同点とされた。しかし、その後は6回まで無失点。3点をリードした状態でマウンドを降りた。「低めに丁寧に投げることを心がけて、しっかり粘りのピッチングができた」。この日は毎回の計8奪三振。試合前時点ですでにリーグトップだった奪三振数を132に伸ばした。
勝率も上げて7割5分。規定投球回到達者の中でリーグトップをキープした。最多勝争いではDeNA東がこの日14勝目を挙げて近づけなかったが、勝率タイトル受賞条件を満たす13勝は目前。2冠に近づいた。
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