<広島1−5阪神>◇17日◇マツダスタジアム
優勝を決めている阪神に競り負けて、2年連続のシーズン負け越しが決まった。先発床田は同点の6回、先頭森下への四球から無死一、三塁とし、木浪の左前適時打で勝ち越しを許した。さらに続く中川の三塁線へのバントに、投手床田と三塁佐々木の連係ミスから失点。さらに遊ゴロの間に1点を失った。床田は6回4失点で11敗目。3年連続2桁勝利はお預けとなった。打線は1点を追う3回2死一、二塁から小園の右前適時打で同点とするも、その後は得点を奪うことができなかった。試合後の新井貴浩監督(48)の談話は以下の通り。
−床田投手は70分プレーボールが遅れた中で、立ち上がりをしっかり乗り切った
新井監督 そうやね。真っすぐ多めでどんどん押して行って、今までとはちょっとまた違った感じでね。先制点のところはもうしようがないよね。明らかなボール球だから。あれを拾われたらね。ただ、もうひとつ、先頭の(四球)ね。慎重に行くというのはわかるんだけど、あそこが結果的にもったいなかったかなと。
−6回の失点は失策も絡んだ
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新井監督 あそこは相手も村上だし、なんとかサードで(アウトにしたいところ)。トコ(床田)も勢いよくバッと降りていったから、(佐々木)泰もサードで刺すとなったときに(ベースに戻ったと思う)。あそこまで行ったらトコは取らないと、サードは戻るのでね。
−床田投手の次回以降登板は
新井監督 あるよ、もちろん。投げてもらう。2桁まであと1つだからね。
−阪神先発の村上投手相手に一時は追いついたが
新井監督 いいピッチャーだし、ここというところで間違わないよね。小園のところ(5回2死一、二塁)もそうだし、ここというところでどちらともとれるところに投げ切れる。
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−そんな好投手相手にも中村奨選手が2安打
新井監督 そうやね。今日も本当、ナイスバッティングだったと思います。
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