<陸上:世界選手権>◇第6日◇18日◇東京・国立競技場◇女子800メートル予選ほか
女子800メートル日本記録保持者の久保凛(17=東大阪大敬愛高3年)が、ついに世界大会に初登場する。
高校3年生となった今季は7月の日本選手権で自身2度目の1分台となる1分59秒52をマーク。24年7月の自身の日本記録を0秒41更新した。世界ランキングで出場圏内につけ、日本女子の高校生の個人種目では07年大阪大会1万メートルの絹川愛以来の代表入りを果たした。18日の予選を突破すれば、同種目日本勢初の快挙となる。
女子5000メートル予選では、前回の23年大会8位入賞の田中希実(ニューバランス)が登場。13日の1500メートルでは予選敗退しているが、日本女子中長距離のエースが力を示せるか。1万メートル6位入賞の廣中璃梨佳(日本郵政グループ)も登場。同一大会で個人2種目入賞となれば、全種目を通じて日本勢初となる。24年パリ五輪代表の山本有真(積水化学)も出場する。
男子200メートル準決勝に臨む鵜澤飛羽(JAL)は、03年大会銅メダルの末続慎吾、17年大会7位のサニブラウン・ハキームに続く日本人3人目の決勝進出を目指す。
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男子400メートル決勝では中島佑気ジョセフ(富士通)が挑む。今大会は予選で日本新記録の44秒44をマークすると、準決勝でもセカンドベストの44秒53。くしくも東京開催だった91年大会7位の高野進以来、日本人2人目の決勝に臨む。
女子200メートル準決勝に14年ぶりに進んだ井戸アビゲイル風果(東邦銀行)、女子走り高跳び予選で日本勢12年ぶりの出場となる高橋渚(センコー)にも注目が集まる。
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