演歌歌手竹島宏(47)が3日、東京・渋谷区文化総合センターで、来年の25周年を念頭に置いた“プレ25周年”コンサートを開催した。
今年6月発売の新曲「小夜啼鳥の片思い」やヒット曲「プラハの橋」「サンタマリアの鐘」など22曲を披露。昼夜2公演で計1400人のファンを魅了した。
開演前の取材では自身で考案したというキャッチフレーズ「ロマンティック歌謡」を披露。「来年で25周年ですが、これまでキャッチフレーズをいただいたことがない。年齢を重ねてきて、寂しさを感じたのと『竹島宏ってどういう人』と聞かれた時に困った。『歌謡曲歌手』では広すぎるから「ロマンティック歌謡」。ファンの人が『宏君の歌を聞くと乙女にかえれる』と言ってくれるし、今日から『ロマンティック歌謡の竹島宏』です」とアピールした。
これまでの歌手生活を振り返ると「たくさんの皆さんとの出会いがあったし、永遠の別れもあった。皆さんと過ごせた一瞬一瞬がかけがえのない時間。その積み重ねがあって今がある。これかも1音1音を大切にしていきたい」。
来年の目標はアルバムをリリースすること。「歌謡界の歴史をお届けするようなアルバム作りを夢見ている。『ロマンティック歌謡』の歌手として、昔の曲でも着る服を買えれば、若い人にも届くと思う」。
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30周年までに日本武道館でピアノだけでコンサートを開催することも掲げた。「無謀ともいえる目標」と言いながら「武道館にお客さまが全国から来ていただくためにはヒット曲が必要。そして武道館で歌う歌唱のオーラを身に付けないといけない」と決意を明かした。
20年3月からX(旧ツイッター)に花の写真と花言葉を毎日投稿。今年9月17日で2000回になった。「コロナ禍で始めた投稿。緊急事態宣言があけたら止めようと思ったが。1000回を超えたくらいからファンも『楽しみ』と言ってくれるようになった。歌以外でこれほど頑張って続けたことはない。人生で初めて自分で自分をほめてあげたいと思えます。歌も心に安らぎを与えるものだけど花もそう。自分も花の投稿をして心の安らぎになっています」と説明した。
「ロマンティック歌謡」の竹島宏。30周年までの日本武道館公演開催を目指して突っ走る。
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