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9月19日、妻の林家パー子(77)と暮らしていたマンションが火災に見舞われた林家ペー(83)。落語家の林家たい平(60)は10月2日、そんなペーを支援するためにチャリティーイベントを開催すると公式サイトで発表した。
主催を務めるたい平のブログによるとまず10月20日に松村邦洋(58)や桂米助(77)らを呼び、東京・浅草の東洋館で寄席を開催。続いて11月4日に、東京・品川のきゅりあん大ホールで岩崎宏美(66)やテリー伊藤(75)、戸田恵子(68)といった面々を集め、“大演芸大会”を行う計画だという。
ペーはたい平の厚意に感謝しているようで、2日、Xにこう綴っている。
《余談ですが この度 火事 という 多大なる ご迷惑 を おかけ致しまして 申し訳ございません この度 林家たい平師匠 の ご尽力 で 10月20日 有志応援団 の 集い で お世話 に なります 心より 感謝 致しております ご来場 お待ちして おります》(原文ママ)
林家夫妻の自宅は東京都北区赤羽にある約38平米のマンションで、25年ほど前から暮らしていたという。しかし、今回の火災によって約30平方メートルが焼けて住むことができない状態となり、ペーは現在も自宅には戻れていない。さらに、火災保険に入っていなかったとも明かされている。
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本誌が火災から数日後に取材した際、ペーは憔悴しきっており、特に経済的な苦境に立たされたことに頭を悩ませ、こう語っていた。
「(自宅マンションは)パー子の兄が持っていた部屋で、うちらは家賃を払って暮らしていたの。そのお兄さんが2年前ぐらいに亡くなって、パー子が相続したんです。
“終の棲家”というか、ずっと住むつもりだったし、老人ホームとかなんて考えたこともなかった。貯金? それがまるでナシ……。部屋に住み続けるなら、リフォームもしなければいけないのかな。でもお金はないし、どうすればいいのか……」
また、「恥ずかしい話かもしれないけれど、パー子と“老後”について話したこともなかったの」と明かすと、かつては夫婦で全国に営業回りをして何千万円も稼いでいたと告白。しかし、そういったお金は「人付き合いとか写真代とか」に使ってしまったといい、「知り合いに差し入れで肉まんを持っていくことも多いんだけど、年間で260万円も肉まんに使っていたこともあった」と振り返っていた。
住居がなくなってしまったペーはその後、ビジネスホテルで生活をしていたという。しかし、1日配信の「Smart FLASH」の記事によれば、火災から1週間後に新居を見つけたようだ。
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場所は以前と同じ赤羽で、今度は一軒家だそうで、ぺーは「(林家)正蔵のかみさんが近々、布団をくれるんで、そうすれば晴れて夫婦で、新居で寝ることができます」と明るく語っていたという。
ただ、貯金もなく、新居への引っ越し費用や、火災に巻き込まれた近隣住民への補償問題などを考えると、依然として金銭的に切羽詰まっている状況であることに変わりはない。
83歳という高齢のペーに、突如訪れた危機。今回のチャリティーをきっかけに、少しでも早く元の生活に戻ることができればいいが――。
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