
【動画】窪塚洋介VS松田龍平、鏡の洞窟での宿命バトル
『泣き虫しょったんの奇跡』以来、豊田利晃監督が7年ぶりの長編フィクション作品を手掛ける本作。窪塚洋介と松田龍平がダブル主演を務め、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、東出昌大のほか、板尾創路、祷キララ、窪塚愛流、飯田団紅、マメ山田など、豊田組を代表する常連キャストが集結している。
孤高の修行者・山中狼介(窪塚)は、危険な宗教家・阿闍梨(千原)の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風(松田)は、狼介の彼女・野々花(芋生)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野はほら貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙(たいじ)する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは…?
今回解禁されたのは、窪塚演じる孤高の修行者・山中狼介と、松田演じる謎の暗殺者・新野風が狼蘇山で対面するシーン。ほら貝の音が鳴り響く中、導かれるように山道を進む狼介。やがて滝の前に到着すると、そこにはほら貝を吹く新野の姿があった。
「俺を呼んだのはおまえか?」と問い掛ける狼介に対し、新野は「あんたを探してる人に頼まれたもんで」と告げ、「死ぬまで山で修行ですか?」と問い正す。すると狼介は「死んで仏になると思うのは残された者の慰みだ。生きてるうちに悟れなけりゃ意味がない」と独自の死生観を語る。
さらに「ずっと一人で歩くんですか?」と問い続ける新野に、狼介は「おまえが俺を導けるのか?」と質問で返す。やがて新野は「この世の果てで祈って来い」と言い放ちほら貝を吹き、狼介は意識を飛ばされる。果たして2人の決着の行方は――。
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一方、松田も窪塚の現場での印象について、「現場で最初に窪塚くんが現れた時に仙人みたいだなって(笑)。会った時から狼介だったというか、本物の修行者みたいな風格があって。“内なるエネルギー”の話でいうと、窪塚くんはパワーを発するのが上手い人だなって、そこに立つだけで強いパワーを感じるというか。窪塚くんが豊田監督と組んだライブシネマの舞台『怪獣の教え』を観に行った時、ちらっと話したのを覚えていて、その時も溢れちゃってるなって思いました。『破壊の日』ではすれ違っただけだったから、今回はしっかり芝居ができて嬉しかったです」と語っている。
映画『次元を超える』は、10月17日より全国順次公開。