ホンダ、好調維持し3連続で揃ってQ2直接進出「限界までプッシュできている」/第18戦インドネシアGP

0

2025年10月03日 23:50  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)/2025MotoGP第18戦インドネシアGP 初日
 10月3日、2025年MotoGP第18戦インドネシアGP 初日のプラクティスがマンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで行われた。ホンダHRCカストロールのルカ・マリーニは4番手、ジョアン・ミルは6番手で2台そろって予選Q2ダイレクト進出を決めた。

 第17戦日本GPから1週間後、舞台はインドネシアへと移しアジアラウンドの2戦目を迎えた。前戦はホンダのホームでミルが予選で上位グリッド獲得、決勝では3位表彰台にあがるなどポテンシャルの高さを披露。今大会も引き続き、初日からふたり揃ってトップ10に食い込む好調ぶりを見せた。

 走り始めとなったフリー走行1回目は、マリーニが終盤に前後ともにニュータイヤを投入して終了間際のラストラップで一気に自己ベストを1分30秒809まで更新。これにより2番手に0.136秒差をつけて首位発進を決め、午後のプラクティスに向けても好スタート切めた。そしてミルは、セッション中に1セットのみのタイヤで終始走行を重ね、中盤から1分31秒台に突入させていく。最終的に1分31秒452を記録し、マリーニと0.6秒差の9番手とトップ10につけた。

 続く午後のプラクティスでは、マリーニがユーズドタイヤでFP1のベストタイムを早々に更新し引き続きタイミングモニターのトップにつけていた。何度かピットイン、アウトを繰り返しながら走行を続け、終盤には1分29秒台へと入れていく。最後の計測で1分29秒730をマークし、トップから0.490秒差の4番手で終え、初日はふたつのセッションでトップ5入りを果たした。

 ミルもわずかにトップ入りを逃すも、2度目のランで1分30秒台前半に突入させて順調にタイムを更新。最後はリヤタイヤのみニューのソフトタイヤに履き替えてアタックに挑むと、1分29秒768を記録して6番手で終えた。前戦の勢いをそのままに、3戦連続でふたり揃って予選Q2ダイレクト進出を決めた。


ルカ・マリーニ(FP1:1番手、プラクティス:4番手)

「グランプリを重ねるごとにフィーリングとパフォーマンスが向上しているし、明確な軌道をたどることができているよ。ガレージを出るたびにマシンの理解が深まり、少しずつ限界までプッシュできているんだ。まだ金曜日だし、やるべきことは山積みだけど、今日の結果にはとても満足しているよ]

「明日は予選Q2でラップタイムを稼ぐことがとても重要になってくる。目標はグリッド最前列に並ぶことだ。今夜はソフトのリヤタイヤでさらにスピードアップを目指すよ。レースペースでは既に快適な走りを実感している。このステップを踏めば、残りの週末も素晴らしい走りができると思っているよ」


ジョアン・ミル(FP1:9番手、プラクティス:6番手)

「今日は本当に集中力が必要だったよ。クラッシュしやすい状況だったから、このフィーリングを取り戻すために少し努力する必要があったんだ。堅実な一日だったし、僕にとってはお気に入りのサーキットではないけれど、コンスタントに速いタイムを出すことができたよ」

「今夜はいくつか確認すべき点と改善すべき点があるけれど、このサーキットで好成績を収められたことは、自分たちのレベルの高さを示すものだった。今日は自信を深める一日となったし、残りのシーズンに向けてさらなる前進となった。先週末の日本GPで好成績を確信できただけでなく、さらに良い結果が期待できるよ」

[オートスポーツweb 2025年10月03日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定