ウズベキスタン代表監督に就任したF・カンナヴァーロ氏 [写真]=Getty Images(撮影は2025年1月) ウズベキスタンサッカー協会は6日、ファビオ・カンナヴァーロ氏を新監督として招へいしたことを発表した。
ウズベキスタン代表はFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でグループAを6勝3分1敗の成績で終え、勝ち点「21」を獲得し、イランに次ぐ2位で突破。同国史上初となるワールドカップ本大会出場を決めた。
FIFAワールドカップ26まで残り1年を切ったなか、ウズベキスタン代表はF・カンナヴァーロ監督の就任を発表。アジア予選では当初、スレチコ・カタネッツ氏が指揮官を務めていたが、今年1月に健康上の問題を理由にして辞任。ティムル・カパーゼ前監督が引継ぎ、W杯出場に導いていた。
現在52歳のF・カンナヴァーロ氏は、現役時代にパルマやユヴェントス、レアル・マドリードなどでプレー。イタリア代表として通算136試合に出場し、FIFAワールドカップ2006を制覇した。引退後は、指導者に転身し、広州恒大や中国代表、ベネヴェントやウディネーゼなどで監督を経験。直近では2024年12月から2025年4月までクロアチアのディナモ・ザグレブを率いていた。
コーチングスタッフとして、アシスタントコーチにエウジェニオ・アルバレッラ氏、フィットネスコーチにフランチェスコ・トロイーゼ氏、GKコーチにアントニオ・キメンティ氏が入閣することも発表。なお、アルバレッラ氏は、アルベルト・ザッケローニ元日本代表監督の指揮下でフィジカルコーチを務めた経験を持っている。