中秋の名月に続き2晩連続で月のイベント 今宵は満月 見られる場所は?

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2025年10月07日 11:37  日本気象協会

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日本気象協会

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昨日6日は旧暦の8月15日にあたる日。昇る月は「中秋の名月」として古くから愛でられてきました。昨夜は秋の夜空に煌々と輝く月を眺めた方も多いのではないでしょうか。昨夜は西日本や北陸、北海道を中心に晴れて「お月見日和」。関東も雲が多いながらも、隙間からは時折、美しい月が顔をのぞかせました。
そして今日7日には満月を迎えます。

中秋の名月=満月?

中秋の名月=満月とは限りません。むしろ満月と重ならない年の方が多くなっています。これは暦のずれに伴うもので、今年は中秋の名月から1日後、来年は中秋の名月から2日後に満月を迎えます。次に中秋の名月と満月が重なるのは2030年となります。

気になる今夜の天気は?

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沖縄や西日本、東北北部では、今夜満月を楽しめるところが多くなりそうです。スッキリとした晴れとはいきませんが、雲の隙間や薄い部分を通して月が見られそうです。

北海道や東北南部、東日本では厚みのある雲が多く、月を楽しむのにはあいにくの空模様。ただ粘り強く夜空を眺めていると、雲の隙間から満月が顔を出す時間もありそうです。

今夜の満月は「ハーベストムーン」

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満月には英語圏で様々な呼び名があります。その中のひとつ「ハーベストムーン」、実は「秋分に最も近い満月」のことを言います。2025年は秋分(9月22日)に最も近い満月が10月にあたるため、10月7日が「ハーベストムーン」になります。本来、10月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれますが、今年は両方の意味を併せ持つ、少し珍しい満月と言えるでしょう。

なお、今日7日の月の出は、札幌は午後4時56分、東京は午後5時11分、大阪は午後5時29分、福岡で午後5時51分です。

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