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カナダのプログレッシブ・ロックバンド「RUSH」が現地時間6日、公式HPで、26年に北米ツアー「Fifty Something」の開催を発表。11年ぶりとなるステージ復帰を宣言した。
同バンドはゲディー・リー(ボーカル・ベース・キーボード)、アレックス・ライフソン(ギター)、ニール・パートさん(ドラム)の3ピースバンドで、1974年にデビュー。98年に活動休止も、01年に活動再開。13年には「ロックの殿堂」入りも果たした。
15年にはデビュー40周年ツアーを開催。だが、同ツアーでニール・パートさんの腱鞘(けんしょう)炎悪化を発表し、ファイナルツアーを宣言した。20年1月には、ニール・パートさんが亡くなり、アレックス・ライフソンは15年時点での活動休止を、改めて宣言していた。
公式サイトでは、同ツアーをニール・パートさんの追悼と位置付けた。ゲディー・リーとアレックス・ライフソンがともにツアーを行うのは15年8月の40周年ツアーファイナル以来で、11年ぶりとなる。
ゲディー・リーは「アレックスと私は真剣に自己分析をした結果、本当に懐かしく、50年以上にわたるラッシュの音楽を祝う時が来たという結論に至りました」とし、「再びツアーに出発し、いくつかの都市でラッシュの曲を演奏することで、私たちの過去とニールへのトリビュートをささげるつもりです」とした。
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「決して簡単な仕事ではありません。誰もが知っているように、ニールはかけがえのない存在でしたから」と続け、「私たちは、また新たな素晴らしい人物に出会うことができました。素晴らしいドラマーであり、ミュージシャンでもある彼女は、私たちの物語に新たな一章を加えてくれるでしょう」とし、ジェフ・ベックさんのドラマーとして60回以上の公演で演奏したドイツ人女性のアニカ・ニレスの参加を発表した。
「ぜひご来場いただき、ともににRUSHの歴史を祝っていただければ幸いです」とメッセージを贈っている。
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