記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表=7日午後、国会内 国民民主党の玉木雄一郎代表は7日の記者会見で、「スパイ防止法」制定に関する検討チームの中間報告を発表した。外国政府の影響下にある個人・団体の登録制度を設ける「外国勢力活動透明化」法案の策定などが柱。玉木氏は同法案を優先して国会に提出し、与野党間の議論をリードする考えを示した。
玉木氏はこれまで、10月召集予定の臨時国会での法案提出を目指す方針を示していたが、召集日などの見通しが立たないことから、提出時期について明言を避けた。「同じ方向を向く政党に協力を呼び掛けたい」と語った。