ドローン飛行規制、強化を検討=性能向上受け、警備見直しへ―有識者会議が初会合・警察庁

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2025年10月07日 17:32  時事通信社

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ドローン落下事件を受け、首相官邸の屋上を警備する警察官=2015年4月、東京都千代田区
 ドローンの普及や性能向上により、テロなどに悪用された場合の脅威が高まっているとして、警察庁は7日、違法なドローン飛行対策を話し合う有識者検討会の初会合を開いた。ドローン規制法の改正も視野に、飛行禁止区域の拡大や罰則適用の在り方について、年内にも報告書をまとめる。

 首相官邸屋上への無人機落下事件を機に2016年に制定されたドローン規制法は、国会議事堂や皇居、原子力発電所などの重要施設敷地内や、周辺約300メートルの範囲の飛行を原則禁止。19年と20年の法改正で、自衛隊施設や空港なども対象となった。

 警察庁によると、規制法制定時からドローン性能は飛躍的に高まり、市販品でも飛行速度や搭載可能重量は数倍に向上。海外には最高時速100キロを超す機体もある。接近を探知しても対処時間が十分確保できない恐れがあるとして、規制範囲の拡大を検討することにした。 

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  • 今話題の発火装置を複数積んでぶつけたらそりゃとんでもない事態になるよ (´・Д・)」
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