ガットゥーゾ監督、F・キエーザの代表招集見送りの理由を説明「彼は100パーセントの状態ではない」

0

2025年10月08日 00:29  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

EURO 2024以来、代表から離れているF・キエーザ [写真]=Getty Images
 イタリア代表を率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が、リヴァプールに所属するFWフェデリコ・キエーザを代表に招集しなかった理由を明かした。7日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同指揮官のコメントを伝えている。

 10月の代表期間でFIFAワールドカップ26欧州予選に臨むイタリア代表は、11日に敵地でエストニア代表、14日にはホームでイスラエル代表と対戦する。イタリアサッカー連盟(FIGC)は3日、同国代表メンバーを発表したが、F・キエーザは選出されなかった。同選手は2024年に開催されたUEFA EURO 2024を最後に代表から遠ざかっているが、今シーズンはリヴァプールで“ジョーカー”として活躍。リーグ戦で途中出場した5試合で2ゴールを挙げている。

 今回の代表では、マッテオ・ポリターノ(ナポリ)とマッティア・ザッカーニ(ラツィオ)が負傷により参加を辞退。代わりにレオナルド・スピナッツォーラ(ナポリ)とロベルト・ピッコリ(フィオレンティーナ)が追加招集され、F・キエーザの代表復帰に期待が高まったが声はかからなかった。

 ガットゥーゾ監督は7日、記者会見に出席し、同選手を招集しなかった理由を説明。「キエーザの問題は非常にシンプルだ。フェデとは毎週話し合いをしているし、彼も私の考えを知っている。一方で、選手が私に言うことも尊重しなければならない。彼は100パーセントの状態ではないし、100パーセントのコンディションを取り戻したいと思っている。これが真実だ」とコメント。F・キエーザはかつてのパフォーマンスを取り戻すためにリヴァプールに留まることを選択したようだ。

 欧州予選でグループIに入ったイタリア代表はここまで4試合を消化し、勝ち点「9」を獲得。首位のノルウェー代表は5連勝かつ得失点差「+21」と2位のイタリア代表に大きな差をつけており、この差を詰めるべく10月シリーズの2連戦では大量得点での勝利が求められている。


【動画】イタリアが乱打戦を制す!



    ニュース設定