オリックス岸田護監督(44)が11日から始まる日本ハムとのクライマックスシリーズファーストステージ(エスコンフィールド)へ闘志を燃やした。7日は京セラドーム大阪で全体練習。アップの後に約1時間の非公開練習も行い、サインプレーなどを確認したとみられる。「攻めて攻めてというスタイルでやっていますから、それは変わらず」と力を込めた。
3位からの下克上へ。CSファーストステージは08年と14年に2位で進出し、いずれも日本ハムに敗退。それでも「考えても仕方ないので」とキッパリ。今季の同戦は12勝12敗1分けでゲーム差9。同球場では6勝7敗と互角の戦いを繰り広げている。新庄ハムの戦いに「長打もあれば小技もありますし、投手もいい。だから2位、だからこのゲーム差。短期決戦なので勢い負けしたら負けるでしょうね」。敵地で一気に攻め込みたい。
この日、2軍で調整を続けてきた東晃平投手(25)が1軍合流。1日の西武戦(京セラドーム大阪)で左脇腹の違和感を訴えて降板したアンダーソン・エスピノーザ投手(27)がCS絶望的となり、右腕は中継ぎを視野に入れて準備を進める。リリーフ陣はシーズン終盤に山崎颯一郎投手(27)、椋木蓮投手(25)、才木海翔投手(25)らが台頭。150キロ超えの強力救援陣が並び、「力のある投手がそろった。良い選手をつぎ込んでという形になる」とうなずいた。
8日は観客を入れての紅白戦(京セラドーム大阪、5イニングを予定)で仕上げ。猛牛軍団が北の大地で総力戦を仕掛ける。【村松万里子】
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