米テスラ 主力車種「モデル3」と「モデルY」の廉価版を発表 EVの購入補助終了での客離れを防ぐ狙い

0

2025年10月08日 08:54  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

アメリカのEV大手テスラは7日、主力モデルの廉価版を発表しました。アメリカでは先月EVの購入補助が終了していて、客離れを防ぐ狙いがあります。

テスラが新たに発表したのは、セダンタイプのモデル3とSUVタイプのモデルYの「スタンダード」と呼ばれる廉価版です。

最大航続距離が短くなったほか内装や外装を簡素化していて、価格はモデル3の廉価版が3万6990ドル=日本円でおよそ560万円から、モデルYの廉価版が3万9990ドル=日本円でおよそ610万円からとなっています。

アメリカメディアによりますと、これまでよりそれぞれ、およそ5000ドル安くなっているということです。

アメリカでは先月末でEVの新車購入に対する7500ドルの税額控除が廃止されていて、安い価格帯の商品を投入することで客離れを防ぐ狙いがあります。

一方、値下げ幅が期待に届かなかったためか、テスラの株価は前の日に比べ、4%以上値を下げて取引を終えています。

    ニュース設定