13歳以上19歳以下の女性を対象としたコンテスト「2026 ミス・ティーン・ジャパン」決勝大会が12日、都内で行われ、第15代グランプリは大分県出身の高校3年生、上野真子(17)さんが獲得。応募総数3582人の頂点に立った。
今回から審査員としても参加した新川優愛(31)からタスキ、目録、花束とティアラを贈呈された。「信じられないくらいうれしい」と声を震わせた。「今までダイエットとかいろんなことを頑張ってきて、良かったなと思います。支えてくれた人にも感謝を伝えたいです」と絞り出すように話すと、「これから自分らしく笑顔で頑張っていきたいです」と意気込んだ。 自己PRでは「常に明るく元気で、人と接するのが大好き。あの子といると元気をもらえると言ってもらえるのが喜びです」と訴えた。「元気過ぎて友だちから突っ込まれることもある」と明かしたが、「それも私の個性です」とポジティブに捉えた。
特技では、練習期間2カ月ほどというパントマイムを披露。「学校の芸術鑑賞会でパントマイムを見てまねをしたくなった」。だが、そこにはグランプリ獲得に向けた“戦略”もあった。「13年間クラシックバレエをやっていたけど、毎年(披露が)多くて、かぶりたくなかった」とした上で、「あえて九州大会とは違う自分を見せたかった」と明かした。
「今日ここでグランプリを取って、夢を現実に変えてみせます」と力強くアピール。グランプリ獲得は宣言通りに実現。夢については「グローバルに活躍するモデルになって、夢や希望を国や文化を越えて与えていきたい」。大いなる夢に向かって、その第1歩を踏み出す。
新川は審査員として「かわいい顔なのにコミカルな動きや、表情の使い方が上手」と評価。また、「勝手に変顔も得意だと思っているので、いつか…」と続けた。隣で上野さんは、驚いたような表情を浮かべていた。
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