産業能率大学の学生が主催する小学生ビーチバレーボール競技大会「SANNO CUP 2025」が12日、神奈川県・伊勢原市の同大湘南キャンパスのビーチバレボールコートで開催され、ファイターズJVCIが湘南ドリームスポーツ少年団を25−18で下し、5度目の出場で悲願の初優勝を飾った。
決勝戦の相手は、過去6度出場で3度の優勝経験がある湘南ドリームスポーツ少年団。強敵が相手で序盤は互角の攻防だったが、中盤からペースを握った。背番号1で10得点を挙げたエースの水島春美主将(6年)の強烈なスパイクで流れをつかんだ。
水島主将は「みんながつないでくれたボールで、スパイクを決めることができてうれしいです」と笑顔を見せ、チームワークの勝利を実感していた。小澤真純監督(44)は「いつもとは違う砂の上で動けるかどうか不安だったが、いつも通りに動けて良かった」と振り返った。この大会はビーチバレーボールの魅力を広く知ってもらうことを目的に、2012年から開催され、今回で14度目。日刊スポーツと同大学「イベントプロデュース」授業とのコラボで、学生たちが企画から運営、外渉、広報などを担っている。
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