ママスタ私はミサ(42)。とある地方で公務員として時短勤務をしながら3人の子ども(年長・小6・中2)を育てています。夫・カズキ(43)とは同じ職場で出会い、誰にでも分け隔てなく親切な姿に惹かれて結婚しました。子どもたちはとてもかわいいですが、3人の子育てに加えて仕事と家事をこなすのは正直「しんどい!」と思うことも。しかし夫も家事と子育てには協力的なので、2人で力を合わせて毎日を乗りきっています。そんななか義姉から、免許を持っていない義母(72)のための運転の分担をお願いされました。わが家には余力がないので断ったところ、義母から非難されて……?

夫がそう言ってくれたことで、私も義姉も救われました。義母が今まで義姉に尽くしてきたのはわかります。しかしいくつになっても親は親、子どものチャンスを妨げるような行為は間違っていると思うのです。

義母は味方が1人もいない状況に追い込まれ、驚くような人格否定をしてきました。

許せない言葉を浴びせられ、わが家と義母の関係はよりいっそう悪くなりました。でも正直、義母との関係が悪くなったところで何ひとつ困りません。今までだって義実家の力は借りずにきたわけだし、かえって余計なストレスが減ってよかったと思っています。

後日、義姉から電話があり義母のことを聞きました。驚くことにあんなに頑なだった義母が、友達との用事や趣味に義姉の運転を頼ることがなくなったのだそうです。

友達との旅行の話が出たときに、義母はいつものように義姉に運転させようとしたんだとか。そのときの友達の反応が……。

義母の友達は常識的な人達だったようで、義姉を足代わりにすることを心苦しく思い、「電車で行けるところにしましょう」という話になったのだそうです。

義母は友達の言葉を聞いてはじめて、自分が図々しいことをしていたと気づいたのでしょう。その話を聞いて、私はなんだかスッキリしました。
あの一件以降も、義母は懲りずに義姉に送迎を頼んでくることがあったそうです。しかし遠回しにお友達から娘を足代わりに使っていることを非難され、さすがに目が覚めたようです。それ以降お友達とのお出かけは公共の乗り物、習い事に関しては歩いて行ける場所に変更したとのこと。
義母はこれまでのことを謝り、最低限となった送迎でも「ありがとう」を言ってくれるようになったようで、関係は修復に向かっているそう。
これまで実家に頼りきりだった義姉も、「正社員になることで経済的にも精神的にも自立していきたい」と自身についても反省し、私に謝罪とともに今後の人生設計を話してくれました。
原案・ママスタ 脚本・ふみまる 作画・春野さくら 編集・海田あと
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