
「終幕のロンド −もう二度と、会えないあなたに−」(カンテレ・フジテレビ系)の第1話が、13日に放送された。
本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、孤独死した人の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく姿を描くヒューマンドラマ。
ある日、女性が孤独死した部屋の特殊清掃と遺品整理をすることになった樹は、新入社員の久米ゆずは(八木莉可子)を連れ、遺体痕が残る現場へ。
依頼人で10歳の時に捨てられたという故人の息子(吉村界人)は、母親の孤独死を自業自得だと冷たく言い放ち、遺品は全て処分してほしいと話すが、樹はその部屋で故人の思いが詰まったあるものを見つける。
放送終了後、SNS上には、「草なぎドラマに外れなし」「遺品の整理をすることって、とても切ないことなんだと思った」「単なる遺品整理ではなく、人の悲しみ苦しみにも寄り添う仕事なのだと感じた」「『昨日まで自分を待ってくれていた人が明日も待ってくれているとは限りませんから』ってせりふが心に残った」「樹は社長さん(中村雅俊)にブリーフケアをしてもらって今の仕事に就いたんだね」などのコメントが上がった。
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また、「遺品整理からのヒューマンドラマのみならず、『戦争』シリーズを思わせるような企業ドラマ的な部分もあったりして、来週が楽しみ」「素晴らしい滑り出し。サスペンス、ミステリー全てが程よく織り込まれていた」「御厨家の周辺がおどろおどろしい」「遺品整理の話が見たくて、財閥のイザコザの話を見たいわけじゃないのだが…」などの声もあった。
そのほか、「樹を取り巻く会社の人たちの展開も気になる」「何度も泣いたりほっこりしたりした」「豚バラのトマト煮込み。樹と陸の親子関係がいとおしい」といったコメントもあった。
