元モーニング娘。石田亜佑美「オッサンを転がすのがうまい」宅間孝行が絶賛

0

2025年10月14日 13:01  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

タクフェス初参加の石田亜佑美(撮影・阪口孝志)

俳優宅間孝行(55)、元モーニング娘。の石田亜佑美(28)が14日、大阪市内で宅間が作・演出・出演するタクフェス第13弾「くちづけ」(12月18〜21日、シアター・ドラマシティ)の取材会に出席した。


2010年に初演され、15年、20年と5年に1度行われてきた「くちづけ」は、知的障害者の自立支援のためのグループホーム「ひまわり荘」を舞台に、金田明夫演じる漫画家愛情いっぽんと娘のマコ(石田)、マコと結婚の約束を交わすうーやん(宅間)との恋、親子の愛情を描く物語。13年には堤幸彦監督によって映画化もされた。


初演から宅間がうーやん、金田が愛情1本を演じてきたが、宅間は56歳、金田は71歳となり、今回でひと区切り。20年に上演した際にも、「私のうーやんは最後」と宣言していたが、コロナ禍に襲われ、客との触れ合いも制限された。宅間は「じくじたる思いがあった。明夫さんに『もう1回やりませんか』と言ったら、『せっかくだからやろう』と言ってくれた。前言撤回でやらせていただきます」と決意を語った。


石田とは8月に初めて会い、「僕の中では、石田あゆみさんと言えば『街の明かりがとてもきれいね、横浜』なので、最初の会話も『同姓同名か? オッサンたちからこの歌、歌われるでしょう』って」と明かしながら、「ずいぶん若いときから芸能の世界でもまれて、先輩にもしごかれ、会社からも厳しく言われ、大人を相手にしているからかオッサンを転がすのがうまい」とニヤリ。


石田の性格を、非常にクレバーで打てば響くタイプと評し、「俳優は頭の回転が良くないと務まらないと思っているので、非常に期待している」と高く評価。石田が「稽古が厳しい方がいい」と言っていたことを明かし、「厳しい稽古というのも昨今、危ない世界ですから、一歩引いて稽古を進めていこうかと思ったんですけど、そんなんじゃダメだと。石田さんの望むべく」とスパルタ稽古? を宣言した。


その石田は昨年末に、モーニング娘。を卒業。卒業後1年は「前向きにお仕事をしよう」と考えていたと言い、タクフェス出演に意欲満々だ。


昨年のタクフェスに出演したハロー!プロジェクトの先輩で元℃−uteの矢島舞美からは「すごく厳しい現場かもしれないけど頑張ってね」とエールをもらっており、「先輩が前に道を作ってくださったので、その道を信じて私も歩もう。私がNo.1のマコになってやる」と意気込んでいた。


公演は富山、東京、名古屋、福岡、札幌でも上演される。

    ニュース設定