古舘伊知郎、高市総裁になって「私が一番危惧すること」の持論を展開「複雑怪奇なカオス状態」

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2025年10月15日 06:42  日刊スポーツ

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古舘伊知郎(2025年6月撮影)

フリーアナウンサー古舘伊知郎(70)が15日までに自身のYouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」を更新。高市早苗氏が総裁になって“危惧すること”などを語った。


古舘は「私が一番危惧するのは“国民置き去りの国会”が始まるということですよ」と切り出した。


そして「SNSで、高市さんが総裁になって“ああ良かった。これで日本も救われる”っていう保守系の意見が多いよね。違うよ。俺から言わせたら。そりゃ違うよ、だって。高市さんになったって、功罪相半ばしますよ、それは。高市さんになった、保守の人たちが喜ぶのはよくわかる。しっかりタカ派で頑張ってもらいたいというのはわかるよ。俺がそっちの“右”の人間だったらそうなるよ。でも公明党は高市さんだけが原因じゃないけど麻生さんも全部含めて、右の人たちが喜んでる麻生さんと公明党(の関係が)最悪だから、その怨念があるわけだよ、公明党側には。だから、もうここは満を持してってったら失礼だけど、ダーンとちゃぶ台返しして出てったわけだ」と続けた。


さらに「そうすると196の議席がある自民党。そして、その高市総裁。総裁になってイコール総理になると思っていた総裁選なのに、今度は野党が息を吹き返してリベラル系の立憲民主が“玉木雄一郎と(総理に)書こう”キャンペーンに入ってったでしょ? ポップアップで。で、そしたら“玉木さんになっちゃうかもしれないムード”でマスコミも“お祭り”やってるでしょ? こういうふうな流れを生んだのは高市陣営だとも言えるんだよ。だから保守の人は保守の考えは認めるけれどもそう簡単に短兵急に”良かった良かった“って言ってる場合じゃない苦しい状況が自民党・保守は迎えてしまっているっていうこと。自民党の中も色分けがものすごいわけだから」と述べた。


また、古舘は「それよりも何よりも私が一番危惧するのは”国民置きざりの国会“が始まるということですよ」と強調。「野党有利になろうが自民党の連立が有利になろうが、どっちも議席読みができないけど、ひどいですよ。こんなヨタヨタの政権がやるのが一番国民不在で。ガソリン減税も消費税はおろか定額減税とかいろんなことはありますよ。今増税ムードはたばこ税から所得税から法人税からどんどんですからね。こういうところにストップをかけながらこの余剰金で行けるでしょうとかいろんなことをやんなきゃいけない時にですね、単純には喜べない状況になってるんですよ。複雑怪奇なカオス状態になってるの、今」と述べた。

このニュースに関するつぶやき

  • コイツも隠れ公明党員か?高市政権が「国民置き去りの国会」になるなら、有象無象が政策協力すらできないまま野党総理を立てるのはナニ国会だ?国民の置き去りどころか信任もない政府じゃないか。
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