プライベーターのポルシェ963で2025年のWECハイパーカークラスに参戦しているニール・ジャニ 10月18日にポルトガル南部のポルティマオで行われるELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの最終第6戦に、ニール・ジャニが出場することが明らかとなった。
WEC世界耐久選手権のベテランで、今季はプロトン・コンペティションの99号車ポルシェ963をドライブしている41歳のジャニは、DKRエンジニアリングの3号車オレカ07・ギブソンで、フルシーズンドライバーであるゲオルギオス・コロボス、ローレンツ・ホアとともに、LMP2プロ/アマクラスへと参戦する。
ジャニにとってELMSへの参戦は、同じくポルティマオで開催された2023年シーズン最終戦以来となる。この最終戦には、ジャニはデュケーヌから参戦していた。
ジャニは、フェリペ・フラガの後任となる。前戦シルバーストンでトマ・ローランのシートを引き継いだフラガだったが、彼はブラジルでのレースとバッティングするため、今週末の最終戦には出場できない。
「2023年にELMSに出場して以来、また出場できることを楽しみにしている。今回はDKRからの参戦だ」とジャニは語った。
「ポルティマオはよく知っているが、プロ/アマカテゴリーでレースをするのは初めてなので、こちらも楽しみだ」
「コロボスについては良い話をよく聞いているし、ホアは2023年から速いドライバーとしてすでに知っている。彼らは厳しいシーズンを送っているようなので、良い形でシーズンを終える手助けができればと思う」
ポルティマオでは、フラガに代わってジャニが参戦するこのDKRのほか、44台のなかで前戦シルバーストンからエントリーを変更するチームがもうひとつだけ存在する。LMP3クラスのユーロインターナショナル11号車リジェJS P325・トヨタでは、ミゲル・クリストバオンがレギュラーのイアン・アギレラとファビアン・ミハルに加わる。
[オートスポーツweb 2025年10月16日]