気圧予報 今日16日は広範囲で気圧が下降 関東など影響度大 頭痛やめまいなど注意

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2025年10月16日 09:34  日本気象協会

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日本気象協会

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今日16日は広い範囲で気圧が下降し、関東をはじめ影響度が大きくなる地域もあるでしょう。向こう1週間、低気圧と高気圧が日本付近を交互に通ります。気圧変化に敏感な方は、十分な注意が必要です。

今日16日 低気圧が通過

今日16日は低気圧が近づき、広い範囲で気圧が下降する見込みです。四国や関東など、影響度が大きくなる地域があるでしょう。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧といった症状が出やすくなりそうです。
また、低気圧が通ったあとは、気圧が上昇に転じます。人によっては、気圧が上がる場合にも症状の出ることがあります。

向こう一週間 気圧上昇と下降を繰り返す

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明日17日は、高気圧に覆われてきます。本州の広い範囲で気圧が上昇するでしょう。18日になると、低気圧や前線が近づき、一転して気圧が下降する見込み。中でも、北海道では気圧下降による影響度が大きくなるでしょう。
その先も、短い周期で低気圧や前線が通り、日ごとに気圧の上昇と下降を繰り返します。

また、気温も上がったり下がったりとなるでしょう。特に、19日から20日は、全国的に暖かい南風から冷たい北風に変わって、気温がグッと下がりそうです。

気圧と気温の変化が大きい1週間。体調管理に注意が必要です。

気圧変化で症状がでたら

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気圧変化によって症状が出た場合の対処法としては、
耳マッサージや耳回し、首肩のストレッチ、背中のストレッチ、軽い運動などが効果的。耳や首、肩をあたためるのも有効です。
気圧差や寒暖差対策で有効なのが、38〜40℃程度の低めのお湯に10-15分ほど首までつかることです。
また、早寝、早起きを心がけて、食事はしっかりと栄養のある物を取るようにしましょう。

医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生

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