梅宮アンナ、夫の世継恭規氏とがん支援ミールキットをラブラブ調理「家に電子レンジがない」

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2025年10月16日 12:02  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

コラボミールキットの発売記念イベントに出席した世継恭規氏(左)と梅宮アンナ

タレント梅宮アンナ(53)が16日、夫のアートディレクター世継恭規氏氏と都内で、がんの食事支援サービス「ヘルスケアOisix」とのコラボミールキットの発売記念イベントに出席した。梅宮は昨年11月にステージ3Aの希少がんである乳がん、浸潤性小葉がんで右胸を全摘手術。今年5月に世継氏と結婚した。


アンナは「病気をすると本人も、周りの家族も大変だから大変。ミールキットをうまく使ってください」。そしてOisixとコラボして考案した「あっさりきのこおろしハンバーグ」を、世継氏と一緒に作った。


「家に電子レンジがないから勝手が違う」という世継氏に、アンナがあれこれと指示。世継氏は「電子レンジを買うお金がないわけじゃありませんよ(笑い)。この間、電器店に見に行ったら3万円から20万円まで種類があって、どれを買っていいのか分からなかった。パリに住んでた時は貧しかったから買えなかったんですけどね」。


アンナは「しゃべりながら料理を作るのは難しいですね」と笑いながら、世継氏のアートディレクターならではのアドバイスで、きれいに盛り付けて完成させた。


アンナは「思い返せば、好きなものを好きなだけ食べてきた。これから、どうやって生きて行こうかなと考えたら、野菜を食べるのが少なくて改善しなくちゃいけないなと思いました。主人の方が身体に気を使ってると思います」。世継氏は「お互い病気だから気を使っています。僕も元気そうに見えて糖尿病ですから」と話した。


アンナは「他人のためにご飯を作ろうと思ったことがなくて、主人と出会って一緒にご飯を食べられるのはいいなと思いました。料理は得意じゃなかったけど、一緒に食べていると、こういうのが幸せなんだと思った」。そして「抗がん剤をやっている時はすごく辛かった。全ての治療が終わって、主人と出会いました」と話した。


ミールキットについて世継氏は「試し、試しでやったけど簡単。料理というのはゆでる、炒める、塩をかければいいくらいに思っていたけど、こんなに簡単にできるんだと思った」。アンナは「ブロッコリーが嫌いなんですけど、身体にいいから入れようと思いましたけど止めました。旦那がAIで作ったブロッコリーのかわいい映像を作って送ってくれたので、食べようかなと思っています」と話した。


自らも料理を作り、食通として知られた、2019年(令元)に81歳で亡くなった俳優梅宮辰夫さんの娘のアンナは「ごはんの時間が一番大事だと思う」。世継氏は「アンナがマグロの漬け丼を作ってくれると言うので、スーパーに行ったら3500円くらいのを持っているので、高いと言ったら『うちのお父さんは1万5000円くらいのを買ってた』と言われました(笑い)」。そして「電子レンジを買います」と締めくくった。


アンナが「最後にひと言」と振ると、世継氏はすかさず「愛してます」。アンナは「こういう男です。夫婦ともどもよろしく」と笑った。

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