国会の法案を“見える化”するサイト、チームみらいが公開 「情報が届かない構造変える」

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2025年10月16日 14:21  ITmedia NEWS

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 政党「チームみらい」は10月16日、国会で審議されている法案の情報を伝えるWebサイト「みらい議会」を公開した。国会で審議される法案を一覧表示し、それぞれのポイントや背景情報などを掲載するサイトで、まずは初期版としてリリース。国会での審議を可視化することで、政治議論へのアクセスを高めた「見える政治」の実現を目指すとしている。


【画像】「みらい議会」はどんなサイト?(計5枚)


 みらい議会では、法案ごとに審議状況や改正案のポイント、改正の背景、賛成・反対の各意見、影響を受ける可能性のある人や団体、同党としてのスタンスなどをまとめて掲載。難解な法案表現をAIが平易に翻訳した「やさしく」と、専門用語も記載した「詳しく」の2種類の表示方法に対応している。


 この他、法案の内容についてAIとチャットで対話できる「AIアシスタント」機能や、ワンタップで全ての漢字にルビを振る機能も搭載した。


 16日時点では、「ガソリン価格を安定させるための改正」「地域全体で支える医療体制づくりのための法律案」など、過去に提出され現在も審議中の法案を掲載している。


 チームみらいは公式noteで、政府や国会による情報公開は形式的には行われているものの、市民にとっては「実質的にアクセスしづらい」と指摘。みらい議会の公開を通じて「“情報はあるが届かない”という構造を変える」としている。


 同サイトは、同党が7月の参院選で公約に掲げた「100日プラン」の一環として開発したもので、10月2日に発表した政治資金の可視化ツール「みらい まる見え政治資金」に続く2つ目のプロダクトとなる。今後は法案に対する意見を投稿できる仕組みや、政策提案の機能も追加し、「国民の声を政治に届けるプラットフォームとして展開していく」としている。



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  • 「情報が届かない」と主張する人は情報は見に行くものだという認識が足りないだけだおǭこれすら(やり方が)足りないと言い出す未来しか見えないお。
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