豪ヴァージン、ペットと同乗可能に＝２路線で先行、来年全線に拡大

　【シドニー時事】オーストラリア航空２位のヴァージン・オーストラリア航空は１６日、ペットと客室に同乗できるサービスを同国で初めて開始した。来年１月末までメルボルンとゴールドコーストなどを結ぶ２路線で先行運用した後、国内全線に拡大する予定。

　対象のペットは犬と猫で、重量はキャリーケースと合わせて８キロ未満。所要のワクチン接種済みが条件で、搭乗中はケースに入れたまま、前の座席の下に収納する。料金は１匹１４９豪ドル（約１万４６００円）。１便当たり４人まで利用できる。従来は貨物室に預ける必要があった。