【箱根駅伝予選会】前回14位の東海大、昨年ゴール直前で棄権したロホマン・シュモンにも注目

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2025年10月16日 17:29  日刊スポーツ

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東海大・ロホマン・シュモン(2024年10月)

第102回箱根駅伝予選会は18日、東京・立川市で行われる。暑熱対策のため、号砲は例年より約1時間早い午前8時半。関東地区の42校が出場し、1月2、3日の本大会の出場切符つかむ10校はどこか。歴史をつなぐ戦いに挑む注目校を紹介する。


東海大は、異例の猛暑となった前回の予選会、「まさか」の結末で11年続いた本戦切符を取りこぼした。ロホマン・シュモン(4年=橘)がゴール目前で棄権したこともあって、箱根への道が途絶えた。


再起に懸ける今季は、5月の全日本大学駅伝関東地区選考会では総合5位と盤石な走りを見せた。


総合14位に終わった箱根予選会でチームトップでフィニッシュした花岡寿哉(4年=上田西)は今季、主将としてチームを束ねる。花の2区の経験者でもあり、5000メートル、1万メートル、ハーフマラソンの3種目でチームトップのタイムを持つ。


兵藤ジュダ(4年=東海大静岡翔洋)は全日本選考会(1万メートル)でチームトップの走りでけん引。鈴木天智(4年=一関学院)、竹割真(4年=九州学院)、南坂柚汰(3年=倉敷)の3人は2年前の箱根路も経験しているなど選手層も厚い。


昨年は無念の棄権となったロマホン・シュモンの走りも、「スピード軍団復活」には欠かせない力となる。


予選会は東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)のコースで実施。各校最大12人の出走者のうち、上位10人の合計タイムを争われる。本年度から連合チームの編成方法も変更となり、敗退した上位10校(11〜20位)に1枠ずつ、それ以外の大学から予選会の個人上位6人(各校1人)が選出される。

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