Narwalが常に洗浄する水拭きロボット掃除機「Flowシリーズ」を発売 エントリーロボット掃除機「Freo S」とスティック型掃除機「S30」も投入

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2025年10月16日 17:51  ITmedia PC USER

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今回発表された新製品群(左から3番目に展示されている「Narwal Flow(自動給排水バージョン)」は参考展示で、日本での取り扱いは未定)

 Narwal Japanは10月16日、新型のロボット掃除機「Flow」「Flow Performance」「Freo S」とスティック型掃除機「S30」を発表した。新製品は直販サイトの他、Flow Performanceを除く3機種はECサイト(Amazon.co.jp/楽天市場/Qoo10/JAL Mall)、FlowとFreo Sについては主要な家電量販店でも販売される。各製品の発売予定日と想定販売価格は以下の通りだ。


【その他の画像】


・Narwal Flow:11月7日/19万9800円


・Narwal Flow Performance:11月7日/18万9800円


・Narwal Freo S:10月30日/4万9800円


・Narwal S30:11月7日/5万4900円


●Narwal Flow/Flow Performance


 Narwal FlowとNarwal Flow Performanceは、「オールインワンを極めた」ことをうたうNarwalのフラグシップロボット掃除機だ。製品名にある「Flow」の通り、“流れ”を意識した水拭き/吸引/センシング機能の強化を施したことが特徴だ。


 名前で少し混乱するが、Flowの方が上位機種という位置付けで、Flow Performanceは「コストパフォーマンス」を重視して「吸引力」「水拭き圧力」「センシングで認識できる物体の種類」を削減した直販専用モデルとなる。


 水拭きはクローラー式のモップで行うようになっており、回転加圧式モップと比べると16倍の範囲を清掃できるようになった。モップにかかる圧力はFlowが12N、Flow Performanceが10Nとなる。水拭き時は16個のノズルで45度の温水を噴射しつつ、モップも常に清掃しながら進行する。


 汚水の回収は内蔵のスクレーバーで行うようになっており、本体にも汚水タンクを用意している(ベースステーションに戻った際に汚水は自動で回収され、洗浄される)。


 吸引は独自の「フローティングローラーブラシ」で行うようになっており、左右のサイドブラシは毛絡みを事前に防ぐためにあえてローラーブラシに掛かるような設計としている。右側のローラーブラシについては、2本あるブラシのうち1本をあえて長くして、逆回転させることで部屋の角にあるホコリをより確実にかき取れるようにしている。


 カーペットを掃除する際に空気漏れを最小化することで吸引効率を高める「カーペットブースト」機構も備える。最大吸引力はFlowが2万2000Pa、Flow Performanceが2万Paだ。


 センシングはデュアルRGBカメラ(ステレオカメラ)とLiDARを併用して行っており、清掃空間の3Dによるマッピング/ポジショニングに対応している。最短で8mm手前の障害物を検知可能で、障害物のギリギリ手前を攻める掃除も可能だ。ペットの排せつ物を始めとする「危険な汚れ」も未然に回避できる。物体検知は深層学習したデータを活用しているが、処理は全てオンデバイスで行われる。


 検知可能な物体はFlowが200種類以上、Flow Performanceが150種類以上となっている。


 ベースステーションは本体のゴミ収集や充電の他、汚水タンクの洗浄機能、モップの洗浄/温風乾燥機能を備えている。ゴミ捨て最長で120日程度に1回の頻度で良いという。


●Narwal Freo S


 Narwal Freo Sは、同社のエントリーロボット掃除機「Freo」の第2世代モデルだ。最大8Nの水拭きに対応し、吸引力は最大8000Paとなる。


 ゴミ収集と充電用のベースステーションも付属している。ゴミ捨ては最長で180日間分程度に1回の頻度で良いという。


●Narwal S30


 Narwal S30は、最大2万Paの吸引力を備えるスティック型コードレス掃除機だ。温水による水拭きにも対応しており、モップの圧力は最大20Nとなる。ゴミと汚水は内部で“分離”するようになっており、それぞれ混ざることなく処理可能だ。



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